「新時代の話す力」執筆協力者が薦めたい身につく読み方 +参考になる書籍対談一覧(20本以上)
音声プラットフォームVoicyで代表関連のPRや新規事業の担当をしている堤と申します。
昨年末、11月30日にVoicy代表 緒方さんの新しい書籍が発売となりました。この本は自分がVoicyに入った3年前からずっと構想されていた本でした。
当初は、話し方のテクニックを並べるような本を考えていたのですが、「Voicy代表の出す本としてこれがベストなのか」「話す力とはなんなのか」「ほんとに話す力をつけるにはどうすればいいのか」と、緒方さん、編集者の方と推敲を重ねていった結果。
「話す力は、”求められる人になるための力”である」という書籍冒頭に書かれたコンセプトと、「話す力を理論編と実践編に分けて、解説していく」といういまの全体構成にいきつきました。それは、自分たちが事業をしている音声プラットフォームの根底をあらためて考えなおす作業でもありました。(その内容は、本を読めば分かることとしてここでは省きます)
この本の中から、ほかの本と確実に違うといえる特徴を1つだけ上げるとすれば、それは
「音声を聞くことができる」
ということです。
従来、話し方の本はあくまでテキストなので、著者の話を実際に聞いたことがないなんてことも多くありました。
ただ、語学学習では、音声なしで英語が話せるようになるなんてことはないじゃないですか。
講師の作った音声コンテンツを聞きながら、必要におうじて字幕映画なども使いながら、真似しながら身につけていく。「話す力」においても、そんな理論と実践をつなぐのにかかせないのが、音声だと思っています。
なので、ぜひこの音声をうまく活用してください。この書籍を通して出来るおすすめの音声活用方法は、以下の5つです。
それぞれ少し説明します。
本の内容を章ごとに著者自身が解説した放送をQRコードの形で付けています。本文をそのまま読んでいるわけではなく、章の内容をあらためて振り返って、「とくにここは重要!」「ここは難しいとこだよねぇ」といった感じでポイントを話してくれるので、先生が教科書を解説してくれるような体験ができます。
この著者放送、実は発売の3日前に音声入れたもので、出版3日前まで完成してない本なんて正直 内心ひやひやだったのですが、その分 届けたいという熱量が詰まった音声になっています。
また、「おわりに」の放送を聞くと、そこから購入者限定の追加音声講義(1時間)を見つけることも出来るようになっているので、これもぜひ聞いてみてください。この講義は書籍の発売1ヶ月後に追加収録したもので、読者との質疑応答を通してより具体的な悩みを紐解いていく内容になってます。
書籍の中では、それぞれの解説に対して「例えば、Aさんはこうやって実践している」という実例を出来る限り盛り込みました。そして、それを本に掲載されたQRコードからすぐに音声で聞けるようにしています。
テキストだけで「会話は間が大切です」なんてことが書かれていても、「間ってなんだ」って思う人もけっこう多いのですが、それを実際の音声を聞いて体験してみるとイメージができるようになる。
だからこそ、解説のすぐ横にその都度、参考になる放送のQRコードを入れるという構成にしました。本を読みながら、イメージしづらかったところはすぐ音声を聞く、という語学学習のような使い方をしてもらえると腹落ちしやすいかと思います。
書籍の発売後1ヶ月で、20名近いVoicyパーソナリティの方々と対談をさせてもらいました。それぞれのパーソナリティにとっての「話す力」を著者がインタビューしていくといった内容です。
この放送を聞けば、多くのリスナーがいる音声配信者の方々が、どのようなことを気にしながら話しているかが分かるかと思います。
そして、いわゆるプロのアナウンサーの方のような話し方ではなく、それぞれが自分の話し方で話しているということも感じてもらえるんじゃないかと。
この記事の後半に放送のURLをまとめているので、ぜひ聞いてみてください。
本の巻末には、55名のVoicyパーソナリティが「自分らしく話すコツ」をそれぞれ100文字前後で紹介しています。
それぞれの考える「自分らしさ」が違うからこそ、コツもまた違ってくるというのが、見ていただくと分かるかと思います。
そんな中から、真似したいと思える方をぜひ見つけてみてください。その人が例えば「友達に話すように話している」というコツを書かれていたら、この放送は友達をイメージしながら話してるんだと意識して聞いてみると解像度があがって、声色や抑揚、表現の仕方などから、気づけることが一気に増えてきます。違いに気づけるようになるところから、真似の上達は始まるのだと思います。
これは最も聞くのに抵抗がある音声だと思いますが、なにより大切な音声でもあります。本の中でも「自分の声を聞いてみる」という上達法はおすすめされていますが、巻末の「自分らしく話すコツ」でも言葉は違えど、自分の声を聞くことがとくに重要だと言われている人は多かったです。
うまい人の違いに気づけるようになると、自分の声のどこを改善していくと良さそうかということにも気づけるようなってきます。
自分自身、Voicyに入ってから自分の声を収録して聞くということが増えたのですが、仕事の時間もうまいVoicyパーソナリティの方々の放送を聞いている分、自身の足りなさも痛感させられる日々。
恥ずかしさにもだえながら、少しずつ改善を重ねていっています。下の放送は2022年の後半に「声で、未来を変える。」というテーマで収録した放送です。お世辞にもうまいとはいえませんが、数年前よりは聞きやすい音声になったように感じています。
ぜひ一緒に恥ずかしさを乗り越えて、話す力を身につけていきましょう。
それでは、以下 書籍対談の放送一覧です。それぞれの対談は30分~
60分ほどとボリュームあるのですが、放送内容から1つずつピックアップして -小タイトル- に入れています。こちらも参考に興味わく対談を選んで聞いてみてください。
DJ Nobbyさんとの対談
-「きれいに話す」と「惹きつける話をする」の違い-
青木真也さんとの対談
-アスリートが話す力を身につけるには-
白木夏子さんとの対談
-どうやって自然体で話すか-
竹中平蔵さんとの対談
-シンプルに考えることが、話す力に繋がる-
赤坂泰彦さんとの対談
-DJとして意識している話す力-
ワーママはるさん、澤円さんとの対談
-話す力と生き方のコツ-
前編
後編
伊藤羊ーさんとの対談
-話す力はなぜ必要なのか-
荒木博行さんとの対談
-配信4年、話す力の変化-
精神科医 kagshunさんとの対談
-話す力の使いこなし方-
川原卓巳さん、まあちさん、オノチャンとの対談
-パーソナリティ3名が感じる音声の魅力-
ドングリFM narumiさんとの対談
-なぜいま話す力なのか-
後藤達也さんとの対談
-40代からの話す力-
モンテッソーリ教師あきえさんとの対談
-教育と話す力の関係-
星渉さんとの対談
-話せる人になるには-
本田健さんとの対談
-人生を好転させる話す力-
中村淳彦さんとの対談
-傾聴力と話す力-
前編
後編
のもきょうさんとの対談
-話す力のある人とない人の格差-
大河内薫さん、大手町のランダムウォーカーさんとの対談
-これからの音声配信-
前編
中編
後編