愛の講義【ぼくらの障害ドキュメンタリー.2021.2.26】
この雨は冬との別れの雨なのか…、物思いにふけってみた人、どーもきよです!
やっと春が近付いて気がします。
寒さに弱いおいらはそれだけでニヤニヤしちゃう…。
ここではぼくの子育ての経験を話したり、我が子が障害を持ってたことによって出会う様々なことを日々書いたりしております。
ゆるい日記みたいなことだったりとりとめのないことだったりね。
今日は昨日の出来事を踏まえてちょいっと子供との接し方についてめちゃくちゃ偉そうに語りたいと思います。
反り返るほどに偉そうですがどうかお許しを。
ではでは…
▼寄り添う
結論から言いますと「子育てはとにかく寄り添え」です。
困った時は「とにかく寄りそっときゃええんや」です。
少し乱暴で偉そうなのはどうかお許しくださいまし。
子育てをしてたらめちゃくちゃストレス溜まったり、こいつ何がしたいんや何が言いたいんやタコ!みたいな状況って頻繁にあると思うんですよね。
危なっかしい行動やしてほしくない行動も多々あったり、一緒に暮らしてるんだから些細なことの積み重ねでストレスとなっていきますよね。
そんな時「しない!」「うるさい!」など行動を辞めさせるために怒鳴ったり大きな声を出したりしてその子を否定しちゃうってのはあるあるだと思うんです。
個人的にはそれで辞めちゃうってのはそれはそれで問題だな~っとか思ったりするのですがその話はおいといて…
結果、悪化することが多いと思いませんか?
ぼくの場合はそう感じますし、仮にそれで”言う事を従順に聞く子”になっても嬉しくないし本望じゃないです。
”お利口さん”って少し違和感を感じますです。
三日前からイサネさんが花粉症でなのか寝る前に鼻を「ずいぃぃぃぃん!」っと吸う音を激しく鳴らしています。
一昨日は昼寝を四時間したのもありママさんと真夜中にリビングへ行っておりました。
そんなこんなで昨日…
二日連続寝付けず疲れはピークのママさん
ストレスは限界に達しいざ寝ようとすると、またイサネさんの「ずぃぃぃぃん!」が始まりました。
するとママさんをほどなくして、「イサネ、それするならママあっちに行くからねー?ママあっち行くよー?一人で寝てねー?あっち行くよー?」っとイサネさんに不安を煽るような言葉を投げかけリビングに行きました。
この言葉を投げかけた心は、本人としてはイサネさんに”嫌がってほしかった”があると思います。(ここは本当にすっごい女子感感じてやれやれと思うのですが置いといて…)
ママさんがリビングに行ったあとすぐにいさねさんは「ずぃぃぃぃん!」っと鼻を吸いながら少し悲しい声を上げ始めました。
そりゃ~いつもママが隣に居て一緒に寝てるんだから悲しいに決まってます。
大好きな大好きなママなんだから当然だろうがよ!
この辺、おいらも小さいころお母さんのことが本当に本当に大好きだったから痛いほどわかるんです。
お母さんに離れられるって本当に恐怖なんですよね。好きであればあるほど。
(世の中のママさん、男の子は特にママからの愛を求めてるから!マジで!)
おいらはすかさずイサネさんが寝てるベッドに飛び込み「パパがいるよー」っと抱きしめに行きます。
そこからは背中をずーっとトントン、スリスリ。
寝返りをうち、鼻を鳴らしなかなか寝付けない様子。
「苦しいねー、鼻がつまってるねー」
次は胸をトントンとんとん、スリスリ。
鼻をずぃぃぃぃんっとして苦しいのもあり、もじもじ。
「苦しいね、鼻の中に嫌なやつがいるね」
トントンスリスリが鬱陶しくなったのか、手をどけて顔を肩にうずめてきたので頭にそっと手を沿え頬をイサネさんの頭に押し付けます。
「ずいぃぃぃぃん」
「スースー」
…
…
「ずぃぃぃん」
「スースー」
…
ほどなくしてイサネさんは眠りに付きました。
とにかく寄り添ってあげること。
これに尽きる。
愛を持って愛でてあげること。
これに尽きる。
発達障害の子とかって勘違いされがちだけど好きでやってないことも多々あったりするんですよね。
イサネさんはまだ喋れないので、寄り添ってあげてその気持ちをこっちが言語化してあげるだけでわかってもらえてるって安心したりすると思うんですよね。
その結果安心し眠りに付く。
子供のことは”全て”否定しないこと。
言う事を聞かせようとしないこと。
寄り添い、抱きしめ、愛で語るんや。
こっちがどんなにストレス抱えたって愛や。
愛情や。
無償の愛や!!
それでええねん。
無駄な言葉はいらん。
最後は強引にギュッと抱きしめて愛してやらんかい!!!
以上!今日の講義はこれにて終了や!!!
解散!!!
(なんかごめんなさい、最後は愛が爆発して熱くなっちゃった…)
これがぼくらの障害ドキュメンタリー
2021.2.26
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