白すぎる世の中　なんだか「ホワイト化」や「ルッキズム」が いき過ぎてない？

最近は、ルッキズムが進み、
きれいでかわいい
ものが、「善」であり、
見栄えの悪いものは「悪」
とされる傾向があります。

テレビドラマでも個性的な、
顔の俳優が減り、画面には、
悪役も含めて、
イケメンと美女しか
出てきません

芸能界や政治界では、
たとえば不倫した人は、
SNSで強烈にバッシングされ、
社会的な制裁を
受けてしまいます。
もちろん、不倫いけない
事ですが、
不倫は、極めて個人的な
民事上のモラルの問題で、
法的な犯罪者ではありません。
配偶者にとっては、
立派な裏切り行為ですが、
ファンや視聴者には、直接、
迷惑をかけているわけでも
ありません。
動画上の謝罪会見も、
何を誰に謝っているのかと
思ってしまいます。

「清濁合わせ飲む」
という言葉があるように、
綺麗な物ばかり集めても、
必ず裏側に、そうでないものが
集まってきます。

芸人さんのモラルも進み、
たとえば「横山やすしさん」
のような、芸人は絶対に
出てこられない
時代になっています。

個人的には、
たとえば動物園で、
おとなしい「羊」を
見ているよりも、
「ライオン」や「ヒョウ」の
ように、次の瞬間、
何をするか分からない
ヤバイ奴の方が、見ていて
遥かに面白いのです

世界の中でも、日本人は、
治安の良さや安全が進み、
人々が、おとなしくて、
清潔でホワイトな
国民になっています。

僕の子供の頃は、
お世辞でも、清潔な
世の中とは言えません
でしたが、
その分、人々の免疫力は
強く、身体も強じんで、
幸せそうに暮らしていました。

昔の子育てについても、
僕自身、授業通じっと
座っている事が
苦手な子供でしたが、
そんな子はクラスに数人いて
みんな、なんとなくうまく
立ち回って共存していました。

僕がもし、現代に生まれて
いたら、間違いなく、
「ADHD」という病気に
認定され、
普通の子供時代を
送れられていなかったかも
しれません

世間全体の流れで見たら、
可愛ければ許される
おとなしい、
ペットのような性格の
無害な人間が、
多くなっているのでは
ないでしょうか。

もちろん、病気や
犯罪の多い社会は困ります。
どうせなら、おとなしいけど、
自立心旺盛なペットで
生きたいものです。

読者の皆さんに、
良い事が雪崩のように
起きますように。