「禁酒」「禁煙」実はとっても簡単 何でも白黒着けない生き方の勧め
周りに禁酒や禁煙をした
という知人が増えています。
僕自身も、20代に
少し吸っていたタバコも
今は吸っていませんし、
大好きだったお酒も、
「毎日」→「週一」
→「月二」→「月一」
と随分減ってきました。
健康の為、
中年になって酒、タバコを
やめようとする人も、
増えています。
特にスモーカーは、
近年、喫煙ボックスなど
狭い場所に押し込められ、
肩身どころか、
「身分が低くい人」に
なっています。
禁煙の失敗は、
飲んだ時、つい酔っぱらった
勢いで吸ってしまったり、
誘惑に負けて、
もらいタバコで挫折する
ケースが多いようです。
しかし、そもそも
「禁煙」「禁酒」という
標語や言葉に、僕は、
問題があると思っています。
この認識では1本、1杯、
口にしただけで、
「禁」を破ったから
失敗という事に
なってしまいます。
さらに、
「自分は、意志が弱い人間」
という、
反省モードにもなります。
「禁」というこだわりや
「意志が強い自分」という
プライドを捨てて、
そろそろ自分を
許してあげましょう。
「タバコや酒を少しずつ
減らしている人」で
良いのです。
何でも白黒つけたがる人が
周りにもいます。
でも、白と黒はその人の
単なる「価値基準」です。
例えば、
「白」という色だって、
パソコン上では、
(赤R 255、緑G 255、青B 255)
の3色の組み合わせで
出来ています。
ですから、定義上、
数百万種類の「白」があり、
同数の「黒」があります。
もはや、白や黒などという
色自体が無いという事です。
右と左だって、ホントは
境目がありません
定義上の概念です。
上下、前後、高低など、
すべて概念や解釈で
それ自体は存在しません。
世の中に白黒をつけて、
善悪や立場の上下、
幸不幸などに執着し始めると、
とても苦しくなってきます。
無いものと闘う羽目に
なるからです。
人生とは
「解釈」を変えてみたり、
「執着」を調整して、
丁度良い「バランス」を
探し続けるゲームですね。
読者の皆さんに、
良い事が
雪崩のように
起きますように。