近日公開の大注目タミル映画
久しぶりにインド映画の話。
先日、インド人スタッフが興奮の面持ちで話しかけて来た。
「9月30日に大注目のタミル映画が公開されるぞ」
彼の話をまとめるとこうだ。
タイトルは「Ponniyin Selvan」。
1955年に出版された同名の歴史小説が基になっている。
本作はタミル文学の最高傑作とも称されており、出版直後から映画化の構想が何度も練られていたが、なぜか各時代のエース俳優や監督をもってしてもその試みを成し遂げることはできなかった(詳細は不明)。
それが今回、タミル映画を代表をするキャストが集結して、ついに60年来の悲願が達成された。
全てのタミルナドゥ人がこの時を待ち望んでいた、と言っても過言ではないらしい。
とりあえず、YouTubeで予告編を見てみる。
舞台は今から1,000年前のチョーラ王朝時代で、インド映画らしいスケールの大きさと激しいアクションシーンが特徴のようだ。
紹介してくれたインド人スタッフに「バーフバリみたいな感じ?」と尋ねてみたら、「いや、それよりももっとスリルがすごいんだ!」と熱弁していた。
まだインドでも公開されていないのでなんとも言えないが、バーフバリよりもすごい映画なら、そのうち日本でも公開されるかもしれない。
トレーラーのタイトルに「#PS1」とハッシュタグが付いているのをみるに、おそらく続編の公開も予定されているのだろう。
できれば、公開直後に大興奮の映画館で鑑賞したいところだが、彼の言葉通り大注目作品なら最初の1週間はチケットが取れないかもしれない。
10月3日から1週間旅行に行ってしまうので、見られるのは旅行後になっちゃうかも。
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