タミル・ナドゥ満喫ツアー 16日目&最終日 ウーティー → (夜行列車) → チェンナイ
英国統治時代に避暑地として開発されたウーティーは、今でも高原リゾートとしての地位を確保しているようだ。
タミル・ナドゥ州内の他の都市ではみられないような、しっかりとした造りのホテルが立ち並び、観光客も生活に余裕がありそうな身なりをしていることが多い。
他の州からもアクセスしやすい位置にあることもあって、南インドのハイソな高原リゾートといった認識なのかもしれない。
ブレザーやセーターを着ている学生が多く、日本の制服と似ている。
朝の市場。
さよならウーティー。
また来たい、と思える場所だった。ただ、片道で半日かかるのが難点。
ウーティーのバスターミナル。
ちゃんとアルファベットでの表記もある。
2時間ほど、ひたすら蛇行した山道を下る。
標高が下るにつれ、窓から吹き込む風の性質が変わり、沿道の住民も軽装になり、ヤシの木やバナナの木が目立つようになってくる。
ちょっと名残惜しい。
その後、チェンナイに次ぐ大都市コインバトール(Coimbatore)へ。
バスターミナルから駅に向かう途中、ショッピングモールを見つけて立ち寄ってみる。
久しぶりに目にした近代的な光景にちょっと興奮した。
あとは、夜になるまで駅で待機。
今日はほとんど移動日だった。
線路に降りてホームを移動する人。
インドの長距離列車は24時間運行している。
午後10時、チェンナイ行きの電車を待つ人々。
チェンナイまでおよそ500km、旅の締めくくりは8時間の夜行列車。
翌朝
無事、チェンナイセントラル駅に到着。
植民地時代の名残を残す駅舎。
人でごった返す駅前を見て、チェンナイが州都であることを実感する。
多様性に富んだインドは、州が一つの国であると例えられることが多いが、まさに一国の首都のような賑わいである。
その後、乗車率300%(体感)の路線バスと乗車率200%(体感)のオートリクシャーを乗り継いで、家まで帰った。
初めてのインド旅だったし、旅を通して気づいたこともたくさんあるので、しばらくは今回の旅をネタにしてnote記事を書いていこうと思う。