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Hampi② 2024/7/9

トゥンガバドラー川を挟んで対岸にも寺院や遺跡がある。
今日は川を中心にぐるっと歩いて一周してみる。

渡し船

ゲストハウスの近くにある岸から渡し船に乗って対岸へ。

灌漑施設

のどかな田園風景の中を歩く。

ハヌマーン寺院(Hanuman Temple)

寺院は小高い丘の上にある。
575段の石段を登って行く。

ここハンピは『ラーマーヤナ』で活躍するハヌマーンの生まれ故郷だとされており、それに因んで寺院が建立されている。

丘の上にあるので、見晴らしがとても良い。
果てしなく広がる田園風景と奇岩群、遺跡の数々を一望できる。

「ジャイ・シュリー・ラーム」と叫びながら登る

お次はアネグンディ(Anegundi)へ。
ハンピより古い歴史をもつとされている村で、ここも世界遺産に登録されている。

肉食獣も横切るの?本当に?

道中で小さな寺院遺跡を発見。
適当に歩いていても何かしらの遺跡に出会えるのがハンピの魅力だ。

洞窟寺院
ほどよく自然と一体化した中庭

アネグンディ(Anegundi)

静かで小さな集落に遺跡が点在している。

渡し船でハンピ村に戻る。

ゲストハウスに帰る途中にあるヴィッタラ寺院へ。

ヴィッタラ寺院(Vitthala Temple)

ヴィジャヤナガル王国様式の最高傑作。

50ルピー札にも描かれている山車

寺院からゲストハウスへの道中にも遺跡が豊富にある。
自然の石畳を歩く。

ゲストハウスでしばらく休憩。
夕方、ヴィルーパークシャ寺院の脇にある丘へ。

岩の斜面を登る。

水浴びする猿
ガネーシャ

雲の合間から覗く夕日を見て、村に帰る。

さて、ゲストハウス近くのレストランで驚くべきことが起こる。

私が注文を終えて待っていたところ、先客のインド人青年が振り返って話しかけてきた。
「どこから来たの?」

私は彼の顔を見た時、おや?と思った。
見覚えがあったからだ。
見覚えというか、いつどこで出会ったかはっきり覚えていた。
しかし他人の空似かもしれないし、まだ確信はなかった。

彼が「ぼくたち前にも会ったことがあるよね、覚えてる?」と言って、確信に変わった。
「もちろん、覚えてるよ。2年前、一緒にパンゴンツォとヌブラ渓谷に行ったよね」

今からちょうど2年前のラダック旅。
パンゴンツォに向かうローカルバスで一緒になり、その後、ジープをシェアしてヌブラ渓谷を共に旅した青年なのだった。

というわけで、奇跡の再会を経て、明日は一緒に彼と遺跡巡りをする。

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