マガジンのカバー画像

Home Drinker

17
自宅飲みシリーズ
運営しているクリエイター

記事一覧

〆張鶴

疲れる一週間だった。 担当業務が忙しいだけならまだしも、金曜になってくそ面倒くさい人間関係的なアレのせいでアレがソレでコレがアレよ。 仕事の愚痴は SNS には垂れ流さない。 そう誓っているので具体的なことには言及しないでこのへんで切り上げよう。 金曜の夜なのだからご褒美に美味しい日本酒でも買って帰ろうじゃないか。選んだのは「〆張鶴」(しめはりつる)だ。 僕はそれほど日本酒に詳しくないけど、美味しい本醸造の銘柄をもし尋ねられたら迷わず挙げるであろうこの「〆張鶴」。や

日本酒

そんなに頻繁には飲まないけど、日本酒が好きだ。 今日は汐留でポートレート撮影だった。 「私、お酒がすごい好きで〜」 「へえ、何が一番好きなの?」 「なんでも飲むんですけど、最近は日本酒ですね」 「美味しいよね、刺身なんかと一緒にね」 モデルの子とそんな会話をしたせいか、なんだか今日は久しぶりに日本酒が飲みたい、という気分になった。 つまみはコンビニで買ったイカそうめんとタコわさび。つまみはイマイチしょぼいけど、まあこういうのは気分だから(?)。 モデルの子はまだ二十

ウイスキーラバーズ

バレンタインで粋な義理チョコ貰ってたのを忘れてた。小枝のウイスキーラバーズ。酒好きの僕にぴったり。 僕は甘いものを食べない。別に嫌いなわけではなく、ダイエットを機にそういう食生活になってしまった。ダイエットとは一時的な対処ではなく、食生活そのものを変えることだと思う。 でも甘いものは好きなので、本当は「食べたいな」といつも思っている。今一番食べたいのはチョコでコーティングされたオールドファッションドーナツ。絶対太る。ファミマで成分表見たら570kcalくらいあった。やばい

自宅飲み - 追悼の酒

四十を過ぎたら死を意識し始める。四十未満の年下から四十の心情を尋ねられた時に僕が必ず冗談半分で話すことだけれど、半分は本気だ。人の寿命を八十と仮定した場合、四十になるまでは残された時間はまだ体験したことの無い「未知」の長さであると言える。けれど四十になった途端に「この先自分に残された時間」が「これまで自分が過ごしてきた時間」を下回る。八十で死ぬという仮定に基づく数字上の計算でしかないけれど、これが心情に及ぼす影響は意外と大きいものだ。 そんな風に死を意識し始めてまだ数年、比

「九月は台風で酒が飲めるぞ 酒が飲める飲めるぞ 酒が飲めるぞ」なんて歌があったね。まだ七月だけどさ。今のご時世なら「台風で災害に見舞われている人もいるのになんて不謹慎な!」とか言って発禁に追いやられてしまうだろうか。しかし改めて歌詞を見返してみると実にしみじみと頭が悪くて味わい深い歌詞だ。大好き。 今日は昼間はお台場でポートレート撮影、夜は池袋でライブ鑑賞、、、の予定があったのだけど、両方とも台風で消し飛んでしまった。というわけでやることがない。 ちょうどいいからまた古い

Talisman

当たり前のように彼のバイクにはバックギアはない バックギアはない 前にしか走らないぜ こんなウイスキーあったんかいな!と勢いで買ったけど、味はまあ。。。

自宅飲み - ジンリッキー

ジンリッキーが好きだ。ジンと炭酸とライム。とてもシンプルなレシピなのに、上手なバーテンさんが作ると本当に奇跡的に美味しい。バーに入ったらとりあえずビール、ではなくとりあえずジンリッキーを頼みたい。 写真のジンはエギュベル。フランスのジン。タンカレーとかゴードンとかビーフィーターとかの、いわゆるイギリスの代表的なドライジンとは明確にテイストが異なる。華やかで甘く飲みやすい。このジンで作るジンリッキーとかジントニックは本当に美味しい。 バーに余り行ったことのない若い女性を連れ

自宅飲み - ディサリータ

ディサリータのレシピ ・アマレットディサローノ:30ml ・テキーラ:15ml ・ライム:15ml 甘すぎる。アマレットとテキーラ逆じゃないの、これ。と思って次にテキーラとアマレットの量を逆にしてみたけど、それでも甘すぎた。 個人的にはテキーラ40ml、ライム10ml、アマレット10ml、くらいでいいんじゃないかと思っているけど、そのレシピではまだ試していない。 自宅で自分で作って自分で飲むカクテルなんだから、自分好みに作ればいいのさ。 ちなみに僕はカンパリソーダが

自宅飲み - ジントニック

なんだかんだ色々なカクテルを飲んでも、やっぱりジントニックの安定感には叶わないというところがある。帰ってくるのはジントニック、お前のところなんだ、とイマイチわけのわからない温度感で話しかけてしまいそうになる。 先日、妻子ある50代の男性から身の上話を聞かされた。彼は女遊びが好きなようで、結婚してからも数人の女性と関係を持っているらしいのだが、奥さんともそれなりに円満で未だに夜の生活も途絶えることが無いそうだ。簡単に言ってしまえば「お盛ん」ということなのだが、「嫁が一回だけ浮

自宅飲み - そばソーダ

宮崎に行ったときに初めて飲んで、その意外な美味しさに驚いた。 そば焼酎なんて飲んだこともなかったし、しかもそれをソーダで割るなんてどういう発想だ、と最初は不思議だった。なんでも試してみるものだね。フルーティで美味しい。 宮崎に行ったのは去年の四月。ちょうど一年前。よく一緒に飲んでいる飲み仲間の女子に一ヶ月間の宮崎出張が命じられた。「寂しいので遊びに来てくださいよ〜」と言われたので「オーケー、行こう」と決めた。 別にその子とは本当にただの飲み仲間で、男女の間柄ではない。

自宅飲み - ホワイトレディ

「キミにぴったりのカクテルをご馳走してあげる」 「マスター、例のやつ」 「きれいなカクテルだろ、ホワイトレディっていうんだ、とっても似合ってるよ」 などとアラン・ドロンのような顔をしてバーで女性にカクテルを押し付けるような荒業はきっと死ぬまで成し遂げられないだろう。 むしろ僕はまあまあみっともない部屋着でこの美しいカクテルをひとりきりで飲んでいる。それでいいんだ。それがありのままの僕なんだ。 これは持論なのだけど、ショートカクテルはバーで飲むより自宅で飲む方が向いて

自宅飲み - Van Gogh

結論から言えば僕は義理チョコが大好きだ。 写真のお酒は義理チョコとしてもらったチョコレート味のウォッカだ。 今日、飲みの席で妙齢女子に「義理チョコなんて面倒くさいし、貰う方もお返し買ったり面倒ですよね?」と言われて、僕は僕の素直な心情を述べた。僕は義理チョコを迷惑に感じたことは一度もないし、ホワイトデーのお返しを苦に感じたことも同様に一度もない。 思えばもともと甘いものが特別好きじゃなかった僕がチョコレートに魅せられたキッカケは義理チョコだった。 ゴディバだのロブショ

自宅飲み - たてにゃん

「楯の川酒造、何がしたいんや・・・」と最初は眉をひそめたものの、「あ、今日は猫の日だ」と思い当たってしまったがゆえに買わざるを得なかった。うん、猫の日ならばしょうがないだろう。 というわけでこのお酒の話はこれでおしまい。美味しかったよ。 僕は割と簡単に他人を全否定する。いや、正確に言うと僕自身は全部を否定しているつもりはないのだけれど、「こいつと関わると僕の人生が汚れるな」と感じたら徹底的に距離を置くので、相手は「全否定された」と感じるのかもしれない。同じ会社の同じ部署の

自宅飲み - ウイスキーサイドカー

(※写真5枚 / 音源1本) 今日も本当はどこか手頃な焼き鳥屋で一杯引っ掛けて帰りたかったのだけど、雨が酷くなりそうな予報だったのでまっすぐ帰宅した。 久しぶりに自宅でショートカクテル。山崎はちょっと勿体ないかな、バランダインでいいんじゃないかな、とも思ったけど、山崎の方が写真映えしそうだから山崎にした。 でもサイドカーはやっぱりブランデーベースの「サイドカー」の方が美味しいんじゃないかな、という気はする。これはこれで美味しいけど。 さて、定時で上がってまっすぐ帰宅し