プロの機転。
仕事を休む算段がついたので、地域医療連携室へ、退院日について連絡。
正式に退院日が決まる。
その日の流れとして、退院前に訪問看護師とのカンファレンスを実施。退院したその足で、訪問診療をしてくださる、開業医さんへ向かう事になった。
これで、ひと段落。
「かけていただいた電話で恐縮ですが…」と、担当の方。
「なんでしょうか?」
「お母さんの現状を見させていただきましたが、あの状態だと、要介護が取れないかもしれません。」
どういうこと?
「訪問医療・看護は医療保険なんですが、介護保険を申請し、許可が出ると、介護保険が優先されます。」
「もし要支援になってしまった場合、訪問看護サービスとしては週2回が限界で、今予定している週3回が取れなくなる可能性があります。」
「必要な介護サービスがなければ、一旦取り下げるのが得策かもしれません。」
これは知らなかった。
医療保険と介護保険が複雑に絡み合う、在宅医療・看護において、どんな時でも冷静に、最善を考える。
さすが、プロフェッショナル。
もしかしたら、当たり前の事かもしれないけれど、素直に感動しました。ありがとうございます。
続く。
退院に向けたバタバタは、こちらから↓