受診。そして診断。
2024/07/10
本日のドライブのお供は「MAN WITH A MISSION🐺」
アゲていかないと気が滅入る。Raise your flag‼︎
現着。
父が予定を忘れないよう、前回帰る時、予定表を作成して置いていったが…父は「今日はなんだ?」と。
案のジョウ太郎。ええ、分かってましたとも。
書面に起こして、コンビニでプリントアウトして、目につく場所に貼って、さらにカレンダーにも書きましたが、無駄になるって分かっていましたよ。ちくしょう。
私「今日は病院行くよ。」
父「何でだ⁉︎どこも悪くないぞ。」
何度も説明した内容を繰り返す。
「認知症の可能性があるのよ。警察のお世話になったでしょ?その可能性を否定するために受診するんだよ。」
まどろっこしい事が嫌い、要するに短気な父。1時間前からバス停で待つような、祖父の血をしっかり継いだ父。
遠回しな説明は怒るだけなので、端的かつ、傷つけないように伝える。
父「そうか。」
ここまでがテンプレート。
予定通り、予約時間に到着。
受付や問診、すべてに攻撃的な父。
待合室にて。
父「あいつらは何だ⁉︎分かってるような事ばかり聞いて。馬鹿にしとるんか⁉︎」
私「それは確認してるだけ。看護師だから分かるけど、全部必要な事だから。」
続ける。
私「看護師さんとか、色んなスタッフさんに協力してあげてよ。医療従事者で、父のために尽くしてくれる。敵じゃない。それに、あんな言われ方したら嫌な気持ちになるよ。」
父を相手にしてるのに、仕事してるみたい。これぞ職業病。一般人じゃなくて良かった。普通なら困惑する。「お父さん、そんなの恥ずかしいからやめてよ!」みたいな。
15分程待って、診察室へ。
挨拶もそこそこに、
医師「◯◯さん、あなた、認知症ですよ。(強めの声)」
おおぅ。
え、そんな感じで告知するの?
本人が気づいてない場合が多いので『本人を傷つけないように』するのかと思いきや、一刀両断。
この医師が特殊なのか、これが普通なのか。誰か教えて。
認知症診断の長谷川式認知症スケール(HDS-R)で21/30点、中等度認知症。
現状の問題点を羅列しながら、今後どうしていくのかをツラツラ。まずは、眠前の抗不安薬内服で様子を見ていきましょう、と。
医師「お酒ですが、よく飲まれているそうですね。ある程度は許容します。が、薬に影響しますので、飲み過ぎないようにお願いします。」
父「はいはい。」
生真面目で趣味もなく、記憶にある限り毎晩飲んでた人ですよ。今さら無理でしょうね。
医師「今、何か困っている事はありますか?」
父「何も困ってませんが‼︎」
…終了。
ただ、帰路の車内ではしょんぼり。
父の兄夫婦、私からすると叔父叔母が認知症になった事は覚えているはず。ショックなんだろうか。
翌日。
仕事前に電話で確認。やはり処方薬は内服しておらず。
父「忘れてたわ。」
母「薬は、その辺に置いてあるよ。」
「飲んだか知らないわよー。」
「知らない間に寝てたからねぇ。」
「本人が嫌なんじゃない?だったら仕方ないじゃん。」
母に管理をお願いしたのは、やはり間違いだったな。
もともと母は、
他人に興味がなく、宗教と自分が世界の中心。困っても誰かが何とかしてくれる。お金は誰かが何とかする。
家事はできず、母の実家はゴミ屋敷だった。
絵に描いたような駄目人間。
何を言っても響かず、上っ面だけの言葉を並べていき、こちらの神経を逆ナデナデ。
あー。
歴代の不満が長蛇の列を作っていく。
ちなみに、この人のせいで、父は認知症になったのでは?と、思っている。科学的根拠はない。この先も色々と問題を起こしてくれます。お楽しみに。
父は、なんでこの人と再婚したんだろうね。認知症となった今では、真相は分からない。
今思えば、シングルファザーの方が良かったよ。
続く。
受診までの顛末はコチラ。↓