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忍者・武術の17種類の歩き方

今現在自分が知っている歩き方の中で、17種類解説します。忍者の歩法、剣術の歩法など、目的に応じていろんな歩き方があります。

・狐走り
・抜き足
・差し足
・忍び足
・すり足
・大足
・小足
・刻み足
・飛び足
・横歩き
・亀歩き
・犬通り
・古流剣術の歩法
・忍者っぽく
・形意拳
・ホレー
・モンキーウォーク

17種類の歩き方の解説

参考動画はTwitterにアップしてます↓
https://twitter.com/3110freeflow/status/1073037320410918915?s=21

・狐走り
足の指の先端の方(親指と人差し指)で直線上に走る。

・抜き足
足をしっかりと引いて、太ももから持ち上げる。暗闇で、足元が見えない時など、障害物に足を取られないようにする。

・差し足
足の親指側から地面に接地する。地面や周囲にに何かないか?足先をセンサーにして探るように踏み込む。

・忍び足
足の小指側から、音が出ないように地面に接地する。体重は常に後ろ足側にかけておき、前足が安全な場所に接地できたら体重を前に移動させる。

・すり足
足をするようにして移動する。が、実際は地面の上を紙一枚分足を浮かせて足を移動させる方が良い。

・大足
歩幅を大きくとって歩く。

・小足
歩幅を小さくとって歩く。

・刻み足
細かく歩幅を刻むようにして歩く。

・飛び足
ジャンプして移動する。

・横歩き
横向きに歩いて移動する。自分の後ろに壁を背負っている時に使う。

・亀歩き
手足をたたんで、亀が手足、頭を甲羅に隠すように体を小さくして移動する。縁の下など狭い場所を移動するときに使う。

・犬通り
亀歩きよりも姿勢を高くして、這って歩く。姿勢を低くして、本来は遮蔽物に身を隠しながら移動する。

・深草兎歩
足音を立てないで歩く術。自分の手の上に自分の足を置くようにして、そっと歩く。早く移動することよりも音を立てないで歩くことが重要。

・古流剣術の歩法
前足は進行方向を向けて、後ろ足は前足に対してT字になるように置く。槍を構えている時などに使う歩法で、半身の姿勢のまま移動する。T字の後ろ足のおかげで地面が押しやすく、素早く移動できる。

・忍者っぽく(オリジナルです)
古流剣術の歩法をベースに、歩幅を小さめにして、できるだけ上体がブレないように歩く。体の動きが小さいほど、敵に動き(または存在を)気づかれにくくなる。

・形意拳
中国武術の1つ、形意拳の突きの移動。重心を前に倒れるように崩して、その勢いで後ろ足を踏み出して、それに合わせて前足を引き寄せる。

・ホレー
カポエイラの移動法。体を落として後ろに手を置き、回転して横へ移動する。カポエイラの場合この回転の勢いで蹴りを繰り出す。

・モンキーウォーク
パルクールで使う低姿勢での移動法(トレーニング法)。移動時や着地時の勢いをそのまま活かして次の動きに繋げるための技。これは武術ではないですが紹介しました。

個人的な解釈や、多分こんなじゃね?という感じで自分なりに研究して、動いて書いてる点もあります。参考として、歩法を考えるときに使ってください。

腰を落とすことが重要

基本的にどの歩法も腰を若干落とすことが安定させるには重要です。特に、狐走りのように指先で歩く場合は、体が不安定になりがちなので重心を下げてあげるといいと思います。

逆に、重心を上げると不安定にはなりますが、素早く(飛んで)移動するのが楽になります。

忍者は、実際に使う使わないに関わらず、いろんな歩き方をトレーニングしておくことが大事だそうです。いざという時に体がいろんな歩法を覚えていれば、その場に応じて臨機応変に動くことができるようになります。

現代の環境やスポーツに応用

紹介した歩法の中には、現代ではあまり意味のない動きのものもあるかもしれません。アスファルト、コンクリート、砂利の地面と言った環境。また、ランニングシューズ、スニーカー、ハイヒール、革靴など道具の種類に応じて現代式の歩法をこれから考えていこうと思います。

あとパルクールにも応用出来ないか考えていこうと思ってます。

🥷忍者の思考と精神を身につけるべく、日々修行を行ってますので見届けてもらえると幸いです。あとお仕事のご依頼もお待ちしております🙇‍♂️。サポートは兵糧(ひょうろう)に使わせていただきます。 WEB:https://shinobi-design-project.com/home