忍者のサイコパス性に学ぶ、目標達成の力。
目次
・サイコパス=能力が高い?
・忍者はサイコパスだった?
・「サイコパス忍者」11の特徴
サイコパス=能力が高い?
一般にサイコパスってどんな人か?を想像すると、連続殺人鬼などの凶悪犯をイメージすると思います。しかし、サイコパスの多い職業ランキングで第1位は会社のCEO(経営者)、2位は弁護士、飛んで5位は外科医という結果になります。
これらはいずれも、高い集中力や精神力、判断力を必要とされる仕事です。サイコパスの能力を引き出すことで、高い能力を手に入れることができます。
忍者はサイコパスだった?
忍者もサイコパスの特性を兼ね備えていたのではないでしょうか?困難な任務を確実に達成して帰ってくる忍者と、サイコパスの特徴について考えてみましょう。
「サイコパス忍者」10の特徴
忍者の教えや任務を参考に、サイコパス忍者の目標を達成する力について解説します。
1、冷酷さ
忍びは刃の下に心と書き、我心を切り捨てるという意味があります。忍者は目的を達成するためなら手段を選びません。任務となれば、国家のため主君のために人を殺すこともありました。
2、恐怖心の欠如
忍者の三病といい「考えすぎる・怖がる・侮る」ことに注意しなさいという教えがあります。忍者は敵城や屋敷の中、奥深くに入り込んで諜報活動を行います。敵のすぐ近くで落ち着いて任務を行うためには恐怖心は大敵です。
3、低い衝動性
衝動的な行動は命取りになります。忍術秘伝書の万川集海では、夜襲を行うときの見張は冷静で衝動的な行動をしない人が良いとされています。
4、自信
忍者は自分自身の力を強く信じて行動します。時には印を結んだり、神に祈ったりしながら、必ず任務を完遂出切るという強い気持ちを持って行動します。
5、高い集中力
諜報活動を行うときや、敵と戦うときや逃げるときなど、どうしたら生き残ることができるか?考えて、今目の前のことに集中して危機を脱します。
6、冷静さ
危機的状況でも、客観的に自分を見ることでどうしたらこの状況を抜け出せるか考えます。
万川集海では、三忘の鉄心といい自分の意識・判断・思考を捨てて、ここで死んでやる!という気持ちで行動すると恐怖心が消えて冷静になり、チャンスを見逃さなくなるという教えがあります。
7、高い精神力
忍者は任務で長い間飲まず食わずや、戦いで怪我をしても任務を完遂する必要がありました。忍者は修行として、断食や自分の体の急所を叩いたりして精神を鍛えることがありました。
8、魅力とカリスマ性
良い忍者の条件の1つとして「軍利戦法に強い英雄のような人」があります。魅力のある人は、敵味方問わず好まれるので、情報を引き出したり人を動かしたりすることが上手です。
9、共感性の欠如
忍者は相手の心を読んで、情報を引き出すように誘導したり、思い通りに行動させる術「陽術」を使います。相手の気持ちを予測するのに共感性は必要ですが、思い通りに動かす時は共感性をゼロにします。
10、良心の欠如
目的を達成するためには、自分の感情が邪魔になることがあります。感情は判断に一瞬の迷いを生み出します。国家のため、君主のため、正義のために闇に潜んで任務をこなす忍者は、いざという時に良心を消して任務を達成します。
忍者はこれらのサイコパス力を駆使して大変な任務を達成してきました。忍者のサイコパス能力を参考に、目標達成の力を身につけることができるのではないでしょうか?