30代、2夜連続深夜バスへの挑戦(2)
はてさて、30代も半ばに差し掛かる年齢にして、予算都合のため
2夜連続で深夜バスに乗った私。
正直、もうこんなことしないと誓ったこの旅。
今回は、寝れるのかどうかを
私の逸品であるスマートウォッチにて検証することができました。
GARMINのスマートウォッチ、本当に優秀。
1夜目
とある地方都市から都心へ向かうことになり、
土曜日の晩に出発する便に乗車します。
みなさんは深夜バスに乗る前、どんな過ごし方をされますか?
予定次第だと思いますが、
大きく分けると、リラックスする派かアクティブに過ごす派の2パターンですよね。
私はアクティブに過ごすタイプ。なぜかというと、
体を疲れさせて、乗車してすぐに寝れるようにするためです。
よって、この日はジムに行って運動をし、家に帰りシャワーを浴びつつ、
駅に向かって乗車をするというパターンにしました。
妻からは、「仮眠したほうがいいんじゃない?」と言われましたが、
なるべく寝れるようにするために敢えて仮眠はしないと伝え、
「これで寝れる」と張りに意気揚々と駅へ赴いたわけです。
シートは前回お伝えした、4列シート。
ウィラーエクスプレスのリラックスと言う座席を予約しておりました。
これは、顔を覆うカバーや隣の座席を隔てる壁が設置してあるタイプで、
個室感とまでは言いませんが、それを彷彿とさせるような作り。
しかも隣の席は空席というラッキーもあり、4列でありながら恵まれた行き道となりました。
果たして、寝れたのか?
自分の感覚では寝れました。
休憩は合計3回あり、全てで照明が一旦薄暗く光る為、その時に気付きはするものの起き上がってトイレなどには全く行く事なく。
記憶も、その時以外の記憶はこれまた一切なく。
「あー、寝れたんだな」という感覚がありました。
ただ、不思議だったのが私の逸品、GARMINのepix PRO。
このスマートウォッチは睡眠中の身体活動データを測り、睡眠の質を点数として表してくれる機能があるのです。
通常であれば、このように60から80くらいのスコアがつき、これが体力ゲージみたいな感じで加算され、「BODY BATTERY」として機能します。
BODY BATTERYは体力ゲージ、言わばHPみたいなものです。
この例だと、例えば前日にBODY BATTERYの余りが10だったとすると、
10+86(睡眠スコア)=96 となり、96のHPから1日をスタートさせるのです。
なぜこの説明をしたかというと、
寝た感覚があるのに、このスコアが全く加算されていないのです。
つまり、GARMINからすると「睡眠と認識していない」のです。
驚きすぎて写真撮っていませんが、このバスを降りた時、
私のBODY BATTERYは22でした。
言われてみれば、寝れた感覚はあったのですが頭や体が冴えない、すっきりしていない。
正直、このBODY BATTERYとか睡眠スコアとか、疑ってたんですよ。
本当に測れるのかこんな物で、と。
この時確信しました。これは本物だと。
ということで、私は翌日を体力22の状態でスタートすることになったのです。
翌日の行動
ケアルガでも唱えたいところですが、正直MPも足りない。(頭が冴えず)
エリクサー代わりのレッドブルを飲もうかと考えましたが、これからまだ移動があるため飲まず。
このまま行くしかない。
バスタ新宿に着いた後はどこへ向かったかというと、電車に乗り一路群馬方面へ。
約2時間ほど電車に乗る必要がありました。
この電車の中で寝れたのかというと、全く寝れず。
目を閉じはするものの意識はずっとある状態。
キツすぎる。
この後レンタカーを借り、無事にBBQ会場へと到着し、そのままBBQへ突入するのでした。
終了後、温泉まで移動して温泉に入り束の間の休息。(寝れたわけではない)
その後また運転ののち、電車に2時間揺られて再度バスタ新宿へ向かったという流れでした。
BODY BATTERYの行方
通常の生活を送る限り、BODY BATTERYは大体10〜15くらいで1日を終えます。
つまり、60〜70くらいは減るのです。
それで、この日はBBQといった行楽。こういう場合は減りが多いんです。
でも、この日は22からのスタート。
………もしかして、マイナス?
ご安心ください。
最低値は”5”なのです。
4以下にはならない。
この日は言わずもがな、速攻で5だったのですが、
では、いつから5だったかというと、大体お昼12時前から。
半日以上、GARMIN的には瀕死の状態で過ごしていたのでした。
ついに2便目
これだけ疲れたならば寝れるでしょう。
(1)の記事はこのバス待ちの時に書いており、冴えない頭をなんとか振り回して余計な体力を消費させた。
寝れないはずがない。
2便目も4列シート。でも違うのは、運行会社。
ウィラーではなく、オリオンバス。
隣の席との仕切りの差があるんですね。
ウィラーは壁でしたが、オリオンはカーテン。
今回は隣の人がいました。
足が当たるんですね。あと、肘置きの腕もね。
気になる。
結末
寝れませんでした。完敗。
1便目の時のように寝れたという感覚、なし。走行中の記憶もあり。
完敗。
そして物語るのが、我がGARMIN。
これは睡眠によるBODY BATTERYの推移を表しているのですが、こんなデータが取れました。
ここで通常をお見せしましょう。
寝れると、こういうデータが取れるんです。
当時のデータ、もう一度見てみましょう。
1週間の統計も見てみましょう。
GARMINによれば、2日とも寝てないことになっていたのでした。
これが全てです。
2便目降り立った後、急遽有給を頂き、私の旅は終了しました。
結果、30代にはキツい
何がきつかったのかはわかりません。
もしかしたら、3列シートやもう少しいいシートになっていたら、結果は違ったのかも?
でも、もう試す術はありません。
だって、もうこんな事はしないと心に誓ったのだから。
あと、GARMIN万歳。
この時計無くして健康な生活なし
大変な後悔とともに、そんな収穫があった旅なのでした。
END