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【2025年1月+4月の「Yume no Tane」個展- Part 1: 始まり】
* 来年1月と4月の「Yume no Tane」個展
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2025年1月13日(月)から1月26日(日)まで、「Yume no Tane」をテーマに亀有のカモメロースタリー東京カフェでミニ個展を開催します。
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その後、同じ年の4月5日・6日・12日・13日(土・日)には、福岡県秋月の珈琲ギャラリー「水の音 土の音」で少し規模の大きい個展を予定しています。まだ少し先の話ですが、このシリーズに関連した創作のアイデアを、この機会を通じて、数回に分けて書き留め、皆さんにお伝えしていきたいと思います。
* 絵本『うわー!たねをたべた!』について
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この展示が 「Yume no Tane」というタイトルで定まる前は、関連する作品はまだ制作されていませんでした。当初は、私の個人創作絵本『うわー!たねをたべた!』の制作がきっかけでした。この物語は、種を集めるのが好きな小さな男の子が、種を整理している途中で誤って一つを食べてしまうことから始まる話です。
* イラスト集『Yume no Tane』について
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2023年9月からミニ二人展を3カ所で開催したことで、この物語の展開や表現したいテーマについて改めて考える機会がありました。その結果、「小さな女の子篇」と「小さな男の子篇」という新たな物語が生まれました。「小さな女の子篇」では絵本に登場するお母さんの背景が語られています。この部分のストーリーは、私自身の周りにいた女性たちの姿を凝縮し、自分の夢を守るために努力し続ける姿を描いています。一方、「小さな男の子篇」では、なぜその男の子が種を集めるようになったのかが語られます。
絵本原本の物語や番外編そのものには特定の意図を伝えるものではなく、人と人、人と物との相互のつながりや関係性の中で、自然に生まれる興味や夢の芽生えを描き出すことを目指しています。また、番外編では繰り返し登場する色や要素があり、これは時間や時空が織りなすつながりを表現するための工夫です。
作品が少しずつ増えてきたことで、「Yume no Tane」という言葉が生まれました。Romaji表記を使った理由の一つは、この言葉を分解してみると「You(あなた)」と「Me(私)」のように見える点です。このシリーズが「あなた」と「私」の相互作用によって夢が芽生え、カラフルな虹や星になることを表現しています。そして、このテーマが同名の絵とイラスト集に発展しました。
* 新たな小作品『Silent Shine(サイレントシャイン / 静かな輝き)』 について
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1月の展示は会場のスペースの制約もあり、6枚の絵を展示する予定です。一方、4月の展示は広めのスペースになるため、より多くの作品を持ち込むつもりです。今年6月に福岡で元ホストファミリーと再会したことで、新たな心境の変化がありました。それをきっかけに、「Yume no Tane」シリーズから新たな小作品『Silent Shine(サイレントシャイン / 静かな輝き)』が生まれつつあります。これは、星が象徴的な要素として描かれるのではなく、日常の中で静かに輝く瞬間を表現した作品です。それは特定の物体で象徴されるのではなく、日常そのものに既に輝きがある、という感覚を伝えたいと思っています。
* ZINE FEST TOKYO 2025 + 文学フリマ京都9 に出店します:)
先ほど触れたイラスト集と絵本についてですが、来年以下のイベントにてこれらの本を持参する予定です。
<ZINE FEST TOKYO– 2025年1月11日(土)>
日時:2025年1月11日(土)12:00〜17:00
入場料:500 円
会場:東京都立産業貿易センター 台東館(浅草駅徒歩5分)
〒111-0033 東京都台東区花川戸2丁目6−5
<文学フリマ京都9 – 2025年1月19日(日)>
日時:2025年1月19日(日)11:00〜16:00
入場料:無料
会場:京都市勧業館みやこめっせ 1F 第二展示場
気に入った方がいらっしゃれば、直接会場で購入いただけます。それ以外にも、Creema (Once in a Kiwi Blue Moon) を通してプレビューや注文が可能です。