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サヌカイト

サヌカイトは、
黒曜石と同じくマグマが海水で冷やされて
出来た鉱物で、
打ち欠いた時の鋭利さから、
旧石器時代や縄文時代には
石器の材料として使われていました。

名前の由来は
産出地である香川県の旧名
讃岐(サヌキ)からきていて、
世界中でも香川県と二上山周辺
(大阪府と奈良県の堺にある山)でしか
取れない貴重な石です。

交易の品としても使われていたようです。

打ち鳴らした時に
高音で透き通った音がなることから、
別名カンカン石と呼ばれ、

現在でも玄関などに吊るし
合図代わりにしていたり、
楽器として使われたりしています。

きっと古代の人々も
石器の材料に使う以外に、
仲間同士の合図として使ったり、

音を鳴らして楽しんでいた事でしょう。

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