陰翳の狭間に(詩)

小夜の中山峠とは

陰翳である。

角、隅の光と影の狭間。

古の風が残る掟。

日本人にとって陰翳の間に美学がある。

美しくもあり怪しくもある。

焚き火の匂いと黄昏時。

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