【詩】弾丸の雨に口づけを
弾丸の雨に口づけを
ただ、そっと口づけをすれば
ただれた肉を燃された煙が
どんよりと空を垂れても
裸でルージュを握りしめ
毛穴という毛穴から
気を撒き散らす
でも結局
絶対的な悪とか善とかは紙一重
宿敵は宿敵であって宿敵でない
意識はほんの少し先の
物質世界の外にある
繋がった海原に
ルージュに投げキッスした後は
己に投下せよ
ホツマの宿る言霊に
軌跡は奇跡であったと望むのみ
弾丸の雨に口づけを
ただ、そっと口づけをすれば
ただれた肉を燃された煙が
どんよりと空を垂れても
裸でルージュを握りしめ
毛穴という毛穴から
気を撒き散らす
でも結局
絶対的な悪とか善とかは紙一重
宿敵は宿敵であって宿敵でない
意識はほんの少し先の
物質世界の外にある
繋がった海原に
ルージュに投げキッスした後は
己に投下せよ
ホツマの宿る言霊に
軌跡は奇跡であったと望むのみ