異界の住人そばにいる
山の紅衣がひらひら哀しく
焚き火の音を踏み締めて
芋の匂ひをほのかに味わい
時折鋭利な風を思う
骨髄の蒸発に悲しみを覚え
朽ちた大木の隙間には
ギロギロした目玉が詰まる
屍鬼の迫った水面の杭に
わずかな希望のシルクを見届け
ぬかるみに片足突っ込むと
ミミズ千匹絡みつく
カラスは静かにエサを待ち
夕日の目眩し利用して
異界の住人そばにいる
山の紅衣がひらひら哀しく
焚き火の音を踏み締めて
芋の匂ひをほのかに味わい
時折鋭利な風を思う
骨髄の蒸発に悲しみを覚え
朽ちた大木の隙間には
ギロギロした目玉が詰まる
屍鬼の迫った水面の杭に
わずかな希望のシルクを見届け
ぬかるみに片足突っ込むと
ミミズ千匹絡みつく
カラスは静かにエサを待ち
夕日の目眩し利用して
異界の住人そばにいる