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ペンスチ通信

新しくメンバーシップ「絵を描いて死ぬまで生きるために」を始めましたので、このマガジンは2024年いっぱいで終了する予定です。よろしければメンバーシップのほうに入会していただけると…
主に絵や仕事に関することを書いています。多くの記事を単体でもで販売しているのは、過去記事へのアクセ…
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#ラフ

ラフのほうがいいよ/ラフスケッチを超えられない問題

イラストレーションの仕事において一般的な工程としては、アイディアを考える、ラフを作る、仕上げる、という感じで大まかに分ければ三段階あると思います。この3つの段階の中で、どこの工程が好きかというのは人によってかなり違うようです。仕上げ作業が好きという人は多いのではないでしょうか。 僕の場合は、アイディアを考えるのが一番好きで、次がラフ。仕上げる作業はどちらかというと辛いです。実際に絵を描く作業より、頭の中であれこれ考えているほうが好きという、これって絵描きっぽくない気はしてし

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発想の実際 『枯れ葉』の場合2

時間が開いてしまい自分でも何を書いていたか忘れました。 どういう絵にしようかと悩んでいた場面でした。絵を考えるときには、僕の場合、言葉から始めるときと、ビジュアルから始めるときの二つパターンがあります。 絵にコンセプチュアルな要素が必要なときは、言葉から始めることが多いですが、今回は映画のポスターですし、リクエストされたモチーフとビジュアルがすでにありますので、サムネールを描くことから始めます。

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『ひみつのえんそく きんいろのさばく』3回目のラフ

だいたいの場面については、ラフが通り絵が決まってきました。 2回目のラフを出した後、結局一部の絵については最初のままのほうが良いということになり、元に戻したものもいくつかありました。 3回目で検討したのはこの2場面だけで、この後仕上げ作業に入りました。 この絵本はラフまではかなり早かったのですが、本番ではシンプルに見えて随分時間がかかりました。陰影をどうするかと、配色に悩んだからです。

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『ひみつのえんそく きんいろのさばく』2回目のラフ

一回目のラフを提出して、編集者からのフィードバックを受け、簡単に色をつけて修正したラフです。

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『ひみつのえんそく きんいろのさばく』1回目のラフ

くら ささらさんの絵本『ひみつのえんそく きんいろのさばく』福音館こどものとも年長版 2022年8月号が発売されました。定価440円です! 本番を描く前に、ラフは3ラウンドほど描いたのですが、その1回目を掲載します。これらを見ると、ページ毎の絵の内容としては比較的すんなりと決まったように思います。 後日、2回目、3回目のラフも載せたいと思います。

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