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ペンスチ通信

新しくメンバーシップ「絵を描いて死ぬまで生きるために」を始めましたので、このマガジンは2024年いっぱいで終了する予定です。よろしければメンバーシップのほうに入会していただけると…
主に絵や仕事に関することを書いています。多くの記事を単体でもで販売しているのは、過去記事へのアクセ…
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記事一覧

『ChatGPTを使い尽くす!深津式プロンプト読本』刊行記念 深津貴之さん×けんすうさんトークイベントに行ってきました

青山ブックセンターは毎週のように通っていますので、僕にとってはホームグラウンドです。慣れている場所というのもありますが、面白そうなトークイベントがあるとなるべく参加するようにしています。 それで昨日は『ChatGPTを使い尽くす!深津式プロンプト読本』刊行記念 深津貴之さん×けんすうさんトークイベントに行ってきました。本はもちろん読み終えてから行きました。 僕はChatGPTではなくPerplexityのプロ版を利用しています。Perplexityの設定ではAIモデルを切

『あおいほしのあおいうみ』発売になりました

カバーと巻頭の谷川俊太郎さんの詩にイラストレーションを描きました(下の四点です)。他にもイラストがたくさん載っている楽しいビジュアルブックです。 参加イラストレーター(50音順):加藤休ミ 木内達朗 きのしたちひろ 田渕周平 友永たろ 原田俊二 parayu 吉野由起子 ワタナベケンイチ(敬称略)

死ぬまで生きるためにやっていることのリスト

このメンバーシップのタイトルにもなっている「絵を描いて死ぬまで生きるために」やっていることについて書いてみたいと思います。 いつ死んだとしても死ぬまで生きたことになるので、結局何かを言っているようで何も言っていません。実際、明日交通事故で死ぬかもしれませんし、何をやってもやらなくても死ぬまで生きたことになります。 と、こんなことを言っても始まらないので、死ぬまで(いつ死ぬかはわかりませんが)絵を描き続けるためにやっていること、ということにしてみましょう。 フリーイラスト

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プロモーションをしようと思えば

プロモーションをしようとすれば、自分をよく見せようとするでしょう。アピールできる実績をこれ見よがしに書き連ねて、エリマキトカゲのように自分を大きくみせようとするでしょう。 ビジネス的には、そのほうが有利、良いとされている気がします。むしろ実績をアピールしないのは損という考え方です。そういう人はXにも散見されます。この人は凄い人なのだと思われて、仕事の依頼が増える可能性はたしかに高いと思います。 しかし、僕は自分を大きく見せるようなことはしないです。なぜか。

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映画ポスターのイラストレーションなどについて質問に答えました

達朗さんの作品の哲学やアプローチを教えてください クライアントワークでありコミュニケーションであるイラストレーションということで語るならば、まず伝わることを目指しています。 伝わるとは、コンセプトや感情など目に見えないものではなく、花や花瓶や人や犬など、画面に描かれているものが大部分の人が見てすぐわかるという意味です。 そして、これがいつも自分で実現できているとは全然言えないのですが、伝わることを確保した上で、今まで誰も見たことのないような、一目見て息を飲むような構図だ

またSociety of Illustrators年鑑コンペの時期になったので審査したときのことなど

表題の通りですが、今回は数年前に審査をしたSociety of Illustratorsの年鑑コンペティションのことについて少し書いておきたいと思います。審査方法も変わっていくことはあると思いますので、今年も全く同じかというと、それはわからないのですが、応募する人がいたら参考になれば幸いです。応募は下記サイトから。 アメリカのイラストレーションの年鑑コンペの審査員は、今までに3x3、Communication Arts、New York ADCと経験してきました。3x3はだ

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契約内容を英語で交渉するだけが能じゃないけど、うまく行った例を紹介します

仕事を受けるに当たって、というか受けて描き始めちゃってから契約条件の交渉することも多くて大変です。 本来は全部合意できてから、制作開始するのが理想ですが、〆切までの時間も減っていきますし、つい見切り発車してしまうことになり、どうにも思い通りに進まない現状にもどかしさを感じます。 そのような例で、さらに外国のクライアントと交渉した経緯、そして交渉がうまく行った例を紹介します。海外の仕事なので、やりとりは英文です。おまけに契約書は分量が多く、文言はきっとネイティブにとっても難

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Ronnie del Carmenのアニメーション講座

だいぶ前のことになりますが、トンコハウス主催のRonnie del Carmenのアニメーション講座に行ったときのことを書きます。 堤大介さんはホントに凄いなあ。作品が凄いのは当然のこと、特にあのプロデュース力というか組織力は僕のような一介のフリーランスイラストレーターには全く存在しない才能で、とにかく尊敬します。 有料の講座だったので詳細に内容を書くのはどうかと思いますが、有料記事なのである程度大丈夫でしょう。 といっても実は僕が考えていたような、具体的な手法を公開す

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定期購読マガジン停止とメンバーシップ開始のご案内

細々と続けてきました定期購読マガジン「ペンスチ通信」を終了し、新しくメンバーシップ「絵を描いて死ぬまで生きるために」を始めることにしましたのでご案内です。 今まで購読してくださった皆様どうもありがとうございました。 定期購読マガジンからメンバーシップへと移行する理由は、定期購読マガジンは購読期間中に追加された記事だけが読める機能だったのに対し、メンバーシップは加入している限り過去の記事を含めた全記事が読み放題にできるからです。 定期購読マガジン「ペンスチ通信」もすぐに終

自分の絵は自分のものかどうか

仕事のオファーがあったときの、イラストレーションの使用条件について考えてみます。 最近はたいてい契約書があります。広告やゲームなどIPの仕事になるとNDA(Non Disclosure Agreement)もあります。 レップと仕事をしていれば、こういうものはたいていレップのほうで精査して、場合によっては不利にならないように交渉してもらえるので、イラストレーターとしては特に気にせず仕事に集中することができます。 ただし、イラストレーター側でも、その仕事で制作するイラスト

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著作権について確認しておくこと

長年仕事をしていても、よく見落としがちな契約条件について、主に自分のための覚書的に書いておきます。 まず著作権についての解説は文化庁「令和6年度 著作権テキスト」に目を通しておくと良いでしょう。

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バイクを手放したけど

今年の5月にバイクを売ってしまいました。乗る頻度が少なくなっていたし、もうこの際ずっと乗らなくてもいいのではないかと思ったからです。バイク王に売りました。 ところが、売った途端にまたバイクのことが気になりだしたのですよね。いやいや、どうせ乗らないからと自分に言い聞かせて、なるべく考えないようにしていましたが、ついYouTubeで誰かのモトログばかり見るようになってしまい、結局また欲しくなってしまいました。 6月末には近くのホンダ・ドリームへ行って新車を買っていました。実は

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精巧すぎないところが良いのです

最近の円安のせいで、eBayでガラクタを買うこともめっきり少なくなりました。とはいえ趣味なので見るだけは毎日見ています(笑) そして最近はそれほど欲しいと思うモノも無く、あったとしても、悪くないけど買ってどうする?と頭のどこかで終活を意識する身分としては思ってしまうのです。 そう思ってしまうのですが、ごくたまにこれは欲しいかも、と思うガラクタに出会うことがあります。最近買った物ではこんなのがあります。 これはガラス製の頭部で、内側が金色に塗られており、人間の頭より小さく

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愛について

今日は愛について考察してみたいと思います。 授業でイラストレーション課題の講評を聞いていると、たまに「絵に愛が足りない」という言葉を耳にします。先生が受講生の絵を評して言うのですが、言わんとしていることはなんとなくわかるものの、僕自身はそういう言葉は使ったことがないです。なぜ使わないのか考えてみると、自分は自分の絵に対して愛が無いからだと思います。自分に無いものを人に有れとは言えません。

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