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ペンスチ通信

新しくメンバーシップ「絵を描いて死ぬまで生きるために」を始めましたので、このマガジンは2024年いっぱいで終了する予定です。よろしければメンバーシップのほうに入会していただけると…
主に絵や仕事に関することを書いています。多くの記事を単体でもで販売しているのは、過去記事へのアクセ…
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#イラストレーション

アメリカのイラストレーター 1890-1900年

今回は5人紹介します。 まず一人目はHoward Pyleからはじめます。

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テクスチャの使い方

自分の絵にはよくテクスチャを使います。 現在のようにPhotoshopのブラシもいろいろなテクスチャを備えたバリエーションが充実していなかったので、ブラシとしては極力シンプルでフラットなものを使い、最後にテクスチャのレイヤーを重ねることによりアナログ感を表現しています。 もとはといえば、デジタル製のインチキ版画を制作していた頃に、いかにそれっぽく見せられるか研究していて、そのときにアクリル絵の具で作ったカスレのテクスチャが始まりでした。 これがそのときのテクスチャです。

アメリカのイラストレーション史を紹介します

自分の勉強も兼ねてアメリカのイラストレーション史を紹介します。コロナ禍が始まった頃に青山塾のオンライン授業用にマインドマップを作ったのですが、それだと若干見にくいので、記事としてここにまとめます。たぶんそれなりに長くなるのでシリーズ化します。 そのときのマインドマップはMindmeisterというサービスを使っていました。ただ、階層が深くなるとうまくPDFなどのファイルに書き出せないのですよね。サブスクしてましたが最近はあまり使わなくなってしまいました。絵本の展開を考えたり

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『ChatGPTを使い尽くす!深津式プロンプト読本』刊行記念 深津貴之さん×けんすうさんトークイベントに行ってきました

青山ブックセンターは毎週のように通っていますので、僕にとってはホームグラウンドです。慣れている場所というのもありますが、面白そうなトークイベントがあるとなるべく参加するようにしています。 それで昨日は『ChatGPTを使い尽くす!深津式プロンプト読本』刊行記念 深津貴之さん×けんすうさんトークイベントに行ってきました。本はもちろん読み終えてから行きました。 僕はChatGPTではなくPerplexityのプロ版を利用しています。Perplexityの設定ではAIモデルを切

『あおいほしのあおいうみ』発売になりました

カバーと巻頭の谷川俊太郎さんの詩にイラストレーションを描きました(下の四点です)。他にもイラストがたくさん載っている楽しいビジュアルブックです。 参加イラストレーター(50音順):加藤休ミ 木内達朗 きのしたちひろ 田渕周平 友永たろ 原田俊二 parayu 吉野由起子 ワタナベケンイチ(敬称略)

プロモーションをしようと思えば

プロモーションをしようとすれば、自分をよく見せようとするでしょう。アピールできる実績をこれ見よがしに書き連ねて、エリマキトカゲのように自分を大きくみせようとするでしょう。 ビジネス的には、そのほうが有利、良いとされている気がします。むしろ実績をアピールしないのは損という考え方です。そういう人はXにも散見されます。この人は凄い人なのだと思われて、仕事の依頼が増える可能性はたしかに高いと思います。 しかし、僕は自分を大きく見せるようなことはしないです。なぜか。

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またSociety of Illustrators年鑑コンペの時期になったので審査したときのことなど

表題の通りですが、今回は数年前に審査をしたSociety of Illustratorsの年鑑コンペティションのことについて少し書いておきたいと思います。審査方法も変わっていくことはあると思いますので、今年も全く同じかというと、それはわからないのですが、応募する人がいたら参考になれば幸いです。応募は下記サイトから。 アメリカのイラストレーションの年鑑コンペの審査員は、今までに3x3、Communication Arts、New York ADCと経験してきました。3x3はだ

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Ronnie del Carmenのアニメーション講座

だいぶ前のことになりますが、トンコハウス主催のRonnie del Carmenのアニメーション講座に行ったときのことを書きます。 堤大介さんはホントに凄いなあ。作品が凄いのは当然のこと、特にあのプロデュース力というか組織力は僕のような一介のフリーランスイラストレーターには全く存在しない才能で、とにかく尊敬します。 有料の講座だったので詳細に内容を書くのはどうかと思いますが、有料記事なのである程度大丈夫でしょう。 といっても実は僕が考えていたような、具体的な手法を公開す

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定期購読マガジン停止とメンバーシップ開始のご案内

細々と続けてきました定期購読マガジン「ペンスチ通信」を終了し、新しくメンバーシップ「絵を描いて死ぬまで生きるために」を始めることにしましたのでご案内です。 今まで購読してくださった皆様どうもありがとうございました。 定期購読マガジンからメンバーシップへと移行する理由は、定期購読マガジンは購読期間中に追加された記事だけが読める機能だったのに対し、メンバーシップは加入している限り過去の記事を含めた全記事が読み放題にできるからです。 定期購読マガジン「ペンスチ通信」もすぐに終

Losing Sleep

今年は(も?)海外の仕事が特に少なくなっているのは、以前書いた通りです。 その中で典型的なアメリカのエディトリアル・イラストレーションの仕事をしましたので、それを紹介します。実はこういうのが自分の理想的なイラストレーションの仕事でありまして、アイディアを考えるのが楽しいです。思いつかないと焦りますが。

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安西水丸さんのイラストレーション

 正直に告白すると、僕は水丸さんのイラストレーションの良さが全然わからなかった。

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コンセプチュアル・イラストレーションにおけるクリシェの使用について

考えてみました。 まず、クリシェ(cliché)とは何かというと、使い古された陳腐な表現のことです。イラストレーションでいうと、例えばアイディアを表す電球、焦っている状態を表す額の汗などがそれに当たると思います。 コンセプチュアル・イラストレーションを考える際には、クリシェは避けて通れません。なぜならば非常によく伝わるからです。

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梅原大吾『勝負論』を読んだ

YouTubeを見ているとたまに業界の本物の第一人者がやっているチャンネルに出会うことがあります。 ある日、そんな第一人者の一人であるテスタさんのチャンネルがオススメに出て来たので見ていました。テスタさんは著名な投資家です。 僕はある時期にけっこう本気で株をやっていたことがあります。チャートを分析してタイミングを割り出したりする作業は結構好きで、たまにうまく行くこともありましたが、結局はだいぶお金を失っただけで全く向いていませんでした。なので今はもうやってないのですが、そ

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テキスタイルのデザインをしました

テキスタイルデザインはぜひやってみたい仕事の一つでした。 これまでは全く依頼が無かったのですが、去年に続いて今年もTani JapanのUnderdogというチャリティシリーズでパターンをデザインしました。 in/out Puppiesというデザインで、ストライプの白と黒は、わたしたちの内面と外見が表裏一体であることを表し、そのどちらもが、その人の魅力であることを意味しています。 Taniのファブリックは本当に着心地が良くてオススメです。自分でも愛用しております。

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