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ペンスチ通信

新しくメンバーシップ「絵を描いて死ぬまで生きるために」を始めましたので、このマガジンは2024年いっぱいで終了する予定です。よろしければメンバーシップのほうに入会していただけると…
主に絵や仕事に関することを書いています。多くの記事を単体でもで販売しているのは、過去記事へのアクセ…
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2024年12月の記事一覧

新聞小説(+挿絵)という文化は消えるのか/前編

イラストレーターの役割が多様化した現在、どのくらいのイラストレーターが新聞小説挿絵の仕事を意識しているのかはわかりません。 僕にとってはイラストレーターになったときから憧れであり、目標でした。古いところでは小村雪岱はもちろんのこと、永井荷風『墨東綺譚』の木村荘八による挿絵も好きでした。現役の人では加賀乙彦さんの小説『湿原』のために描かれた、野田弘志さんの鉛筆ハッチングによる写実挿絵に感動したり、井筒啓之さんの仕事もよく見ていました。 新聞小説は毎日掲載されますので、基本的

ペンスチ通信はまもなく終了します。メンバーシップへの切り替えお願いします

みなさま、今年もお世話になり、ありがとうございました。 この定期購読マガジン『ペンスチ通信』は2024年一杯で終了いたします。もし続けて購読してもよいという方で、まだ下記メンバーシップに加入されていない方は、この機会に切り替えていただけると幸いです。 『絵を描いて死ぬまで生きるために』というメンバーシップをやっております。主にイラストや絵のこと、たまにノウハウ的なこと、日々の出来事や考えていることを、Xの拡張版のような感じで気楽に綴っています。500円/月で、一度入会して

イラストレーターといえどもエクセルを使いこなしたい。こんなふうに仕事の管理をしてます

調べてみると、noteは2018年の4月から記事を投稿し始めていました。 仕事の報告をしたり、個展の告知をしたり、定期購読マガジンをやったり、質問箱の回答を投稿したり、どうでもいい記事を書いたりといろいろやってきて、現在は記事数が900弱です。 このくらい数が増えてくると、新しく何かを書こうとしたときに、これってすでにもう書いたっけとか、下書きのまま放置してなかったかなとか、それから、いくつかマガジンにまとめたりしているので、あの記事はどこに書いたのだっけとか、自分でもよ

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アメリカのイラストレーター 1900-1910年

今回は僕にとっての原点とも言えるN.C. Wyethを含めて、6人+αの紹介です。

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ラフのほうがいいよ/ラフスケッチを超えられない問題

イラストレーションの仕事において一般的な工程としては、アイディアを考える、ラフを作る、仕上げる、という感じで大まかに分ければ三段階あると思います。この3つの段階の中で、どこの工程が好きかというのは人によってかなり違うようです。仕上げ作業が好きという人は多いのではないでしょうか。 僕の場合は、アイディアを考えるのが一番好きで、次がラフ。仕上げる作業はどちらかというと辛いです。実際に絵を描く作業より、頭の中であれこれ考えているほうが好きという、これって絵描きっぽくない気はしてし

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アメリカのイラストレーター 1890-1900年

今回は5人紹介します。 まず一人目はHoward Pyleからはじめます。

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