マガジンのカバー画像

ペンスチ通信

新しくメンバーシップ「絵を描いて死ぬまで生きるために」を始めましたので、このマガジンは2024年いっぱいで終了する予定です。よろしければメンバーシップのほうに入会していただけると…
主に絵や仕事に関することを書いています。多くの記事を単体でもで販売しているのは、過去記事へのアクセ…
¥500 / 月 初月無料
運営しているクリエイター

2024年10月の記事一覧

またSociety of Illustrators年鑑コンペの時期になったので審査したときのことなど

表題の通りですが、今回は数年前に審査をしたSociety of Illustratorsの年鑑コンペティションのことについて少し書いておきたいと思います。審査方法も変わっていくことはあると思いますので、今年も全く同じかというと、それはわからないのですが、応募する人がいたら参考になれば幸いです。応募は下記サイトから。 アメリカのイラストレーションの年鑑コンペの審査員は、今までに3x3、Communication Arts、New York ADCと経験してきました。3x3はだ

¥500

契約内容を英語で交渉するだけが能じゃないけど、うまく行った例を紹介します

仕事を受けるに当たって、というか受けて描き始めちゃってから契約条件の交渉することも多くて大変です。 本来は全部合意できてから、制作開始するのが理想ですが、〆切までの時間も減っていきますし、つい見切り発車してしまうことになり、どうにも思い通りに進まない現状にもどかしさを感じます。 そのような例で、さらに外国のクライアントと交渉した経緯、そして交渉がうまく行った例を紹介します。海外の仕事なので、やりとりは英文です。おまけに契約書は分量が多く、文言はきっとネイティブにとっても難

¥500

Ronnie del Carmenのアニメーション講座

だいぶ前のことになりますが、トンコハウス主催のRonnie del Carmenのアニメーション講座に行ったときのことを書きます。 堤大介さんはホントに凄いなあ。作品が凄いのは当然のこと、特にあのプロデュース力というか組織力は僕のような一介のフリーランスイラストレーターには全く存在しない才能で、とにかく尊敬します。 有料の講座だったので詳細に内容を書くのはどうかと思いますが、有料記事なのである程度大丈夫でしょう。 といっても実は僕が考えていたような、具体的な手法を公開す

¥500

定期購読マガジン停止とメンバーシップ開始のご案内

細々と続けてきました定期購読マガジン「ペンスチ通信」を終了し、新しくメンバーシップ「絵を描いて死ぬまで生きるために」を始めることにしましたのでご案内です。 今まで購読してくださった皆様どうもありがとうございました。 定期購読マガジンからメンバーシップへと移行する理由は、定期購読マガジンは購読期間中に追加された記事だけが読める機能だったのに対し、メンバーシップは加入している限り過去の記事を含めた全記事が読み放題にできるからです。 定期購読マガジン「ペンスチ通信」もすぐに終

自分の絵は自分のものかどうか

仕事のオファーがあったときの、イラストレーションの使用条件について考えてみます。 最近はたいてい契約書があります。広告やゲームなどIPの仕事になるとNDA(Non Disclosure Agreement)もあります。 レップと仕事をしていれば、こういうものはたいていレップのほうで精査して、場合によっては不利にならないように交渉してもらえるので、イラストレーターとしては特に気にせず仕事に集中することができます。 ただし、イラストレーター側でも、その仕事で制作するイラスト

¥500

著作権について確認しておくこと

長年仕事をしていても、よく見落としがちな契約条件について、主に自分のための覚書的に書いておきます。 まず著作権についての解説は文化庁「令和6年度 著作権テキスト」に目を通しておくと良いでしょう。

¥500