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先日書いた発想の方法という記事の中で、完成形が見えずにスケッチブックやモニター上でああでもないこうでもないとやってなんとか形にする例を具体的に説明してみます。 ネット上にイラストの描き方のテクニック的な解説はあふれているものの、どうしてそういう絵を描くに至ったのかという思考過程の解説はあまり見かけないような気がして。感覚的でもあるので、思考の過程というほど大げさなものではないのですけどね。 一番最近の例で思い当たるのは、大島依提亜さんより依頼された、アキ・カウリスマキ監督
僕は喋ることが本当に苦手でして、その無能ぶりにいつも呆れています。そんなときにツイッターで見かけて興味を持ったのがこの本。早速買って読み始めていますが、共感できる着目点が多く、ある意味でひねくれていて良いです。ちなみに著者の頭木さん自身は口が立つようなので、そこは僕とは全然違うのですが、口が立つ人が勝つというのは腕力が強い人が勝つのと同じだから良くないと言っているところが良いです。 さて、イラストを制作するときに、どうやって描こうと思う絵を思いつくのかと訊かれることがありま
マヤでは五年半ぶりの個展を無事終えました。たくさんの人にお運びいただきどうもありがとうございました。遠方からもいろいろと注文してくださり感謝いたします。 最終日にはなぜか学生からのリクエストでスケッチブックにサインをしてアジフライとエビフライの絵を描いて、ついでなのでカキフライも描きました。 今回の個展をしてまず思ったのは、前回より疲れやすくなったことです。確実に加齢のせいです。別に歳をとるのは悪いことではないですが、いくら元気なつもりでも(というか自分は元気だったためし