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『オニオン・フィールド』80米
ジェームズ・ウッズ、 ジョン・サヴェージ
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1963年3月。ロス市警の私服警官カール刑事(ジョン・サヴェージ)と
キャンベル刑事は、パトロール中に不審な男たちを尋問するも、逆に男たちに拉致されてしまう。
闇夜のなか 郊外のタマネギ畑でキャンベル刑事が射殺され、カール刑事は命からがら逃げ出した。
犯人の男たちは逃亡中に逮捕され、この事件はあっけなく幕を閉じるかと思われた。
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犯人の男グレッグ(ジェームズ・ウッズ)はあっけなく逮捕されるも、撃ったのは黒人のジミーだと証言。
ジミーの証言とは食い違う。
カール刑事は、とにかく暗くて誰が撃ったか自信が無いと証言。
そして事件は法定へ・・。
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実際に起こった事件の裁判の行方を描いた ジョセフ・ウォンボーのノンフィクション小説『オニオン・フィールドの殺人』をハロルド・ベッカー監督で映画化。
ありきたりな事件の裁判を通して描いた作品ながら最後までクギ付けに・・
この作品は実話ベースですので、羅生門のようなエンタメ色は薄め、緩めの展開ながら、どっしりと腰を据えた見応えのある作品でした。
なお、主演のジェームズ・ウッズ、ジョン・サベージは86年のオリバー・ストーン監督作品「サルバドル / 遥かなる日々」でも共演している。
同じ監督と脚本の「ブラック・マーブル」は、酒浸りのオチコボレ刑事と気の強すぎる美人刑事が、愛犬誘拐事件に挑む一風変わったバディもの。
本作とは350度 毛並みが違い緩めの展開、エンタメ色が少々強めながら甲乙つけがたいサスペンス・コメディで いつか紹介します。
はい・・。一周まわってほぼ一緒の毛並みですね・・。
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