詩　　苦手とキライと得意と好き

あれがキライ
あれが苦手
これは好き
これは得意

苦手もキライも色々あって
得意も好きも色々あって

それらはみんな人それぞれ

あの人の好きはこの人のキライ
この人の得意はあの人の苦手

好きな人の方がキライな人よりもできるようになれるだろうし
得意な人の方が苦手な人よりもうまく出来る事が多いのだろう

誰だってやらなきゃいけない事はあって
けれど、それが得意な事とは限らない

苦手な事でもやらなきゃいけない事はあるけれど
嫌だなと思いながら、苦手だと思いながらやる事はそれはそれは辛い時間

得意な事ならやらなきゃいけない事だって
楽しいと思いながら、上手くできる嬉しさであっと言う間に時間は過ぎる

人が生まれ持った能力はどうにもできないけれど
苦手や難しい部分を補い合う事はできるはず

ある人の苦手な事は、それを得意なこの人と
この人がキライな事も、それを好きなある人と
一緒にやったら違うかも

好きや楽しいを教えてもらいながら
苦手や辛いをそのままに押し付けるのではなくて
少しでも得意や好きへ向かえるように
公平にみんなで補い合えたら