二重に整形した話②

前回の続き。

ダウンタイムに1週間かかる、と説明を受けていたので出社したらすぐに有給の申請をした。私自身は元々整形という行為に批判的ではなかったし、そんなに腫れないだろうと思ったがびっくりされても困る。幸い休みがうまく取れて元々の休みと合わせて丁度1週間休むことが出来た。

直近で予約を取ったが自分の休みとうまくあわなくて手術まで1週間以上あった。誰かに言いたい気持ちもあったが、『親のくれた身体を傷つけるなんて』なんてつまらない説教は聞きたくなくてひっそりとウキウキ、ドキドキした気持ちを抱えて過ごした。

当日や手術中の事は正直あんまり覚えてない。最短で予約取ったが先生が系列の他院に出勤だったから、結局地元ではなくちょっと都会の他院に行った。帰りにスタバ寄ってケーキ食べたな、くらいは覚えている。
麻酔がきいてたから縫っていたのはよく分かったが痛みはなかった。視界がぼやけるから車で来ないでね、って言われていたので電車で行ったがほんとにぼやけて駅構内の文字があまり読めなくて困った。

埋没法はとれやすい、とよく見かけるが先生が良かったからか、欲張った二重幅にしなかったからか、実は糸が取れてるけどクセがついてそのまま二重になったのか、あれから二重のままだ。

最初の3年くらいは取れるかも、取れてるかも、取れたらどうしよう。ってそればかり気になっていた。気になりすぎて保険がきくギリギリの頃1度だけクリニックに行った。結果取れてなかった。今はもう何も気にしてない。

整形に賛否があるのは仕方がないと思う、が私はやってよかったと思っている。自己肯定感かすごく上がって、一重が嫌いでブスだと思っていた自分の顔を今ではかわいいと思ってる。あれから、睨んでるとも言われたことが無い。これは大きい。1度しかない自分の人生を豊かにすることができる第1歩だったな、とも思う。もちろんリスクがあるから病院等は慎重に選んで欲しいな、とは思うがもし、整形をしたいけど迷ってるっていう人がいたら私は応援したい。

ちなみに休暇があけて出社したら即バレた。笑
渋い顔をする人もいたが、かわいいと言ってくれた人もいたから少し救われた。