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火を使う暮らし
木頭で暮らしはじめてから
火を使う機会が
年々増えてきました
七輪で魚焼いたり
こんにゃくいも茹でたり
干し芋のためサツマイモ茹でたり
味噌のため大豆を茹でたり
山菜保存のため山菜を茹でたり
自作のロケットストーブや
はがまを使い
地域の方に分けていただいた
雑木の薪を
少しずつ使っていたけど
木頭で暮らす期間が
長くなるほど
今まで地域の方のお宅で
一緒にやらせていただいていたことを
自分ちでやってみるようになり
薪の減る速度が加速!!
ものによっては
時間がある時は
ロケットストーブで
できるだけ薪をセーブしながら
火を使ってはいるものの
歩いていて
太めの枝葉が落ちてたら
いただいて帰り
おいとくものの
やはり薪の調達は
山を持たない人にとっては
まあまあハードルが高い
廃材や廃パレットを
いただくこともできるけど
火を使ったあとの灰を
こんにゃくづくりに使いたいと思うと
贅沢だけど
雑木のしかも
樫や椿などの
硬い木で薪にできたらいいなと、、、
先月、木頭にある
炭小屋の方に相談し
ちょうど炭小屋に搬入した
工事などで切り倒した
樫の木があるということで
分けていただけるお話しに
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そして、炭小屋の薪割り活動に参加
昔から薪割りをして育った
地域の方もいて
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「素直な木は、真ん中狙うていけるけんど、これ見てみぃ。枝わかれした部分がある木は、その枝のとこも半分に割る方向で刃を入れんと割れにくいぞ。まあ、やってみぃ。」
「樫やら硬い木割る時、真ん中で割ろうとしたら力いるけんの。端から割っていったら楽ぞ。まあ、やってみ。」
「これ見てみぃ。つむじみたいなんが4箇所もあるでぇ。これ、割るんは、まあまああずるかもしらんの。ひっくり返してみぃ。つむじがやんだなかろ?ほいたら、こっちから割れば割りやすいの。まあ、やってみぃ。」
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などなどなど
全て均一でない丸太を
どう割ると割りやすいのか?
などなど
たくさんのやってみんと分からんことを
学びました^ ^
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ホンモノからというか
暮らしの一部であった知恵を
こうやって教えていただける場は
とても貴重
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そして、また
人によって
色々な知恵があり
複数の方から
その人に染み込んでいる
ホンモノの知恵を教えてもらえるのも
木頭の魅力!
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我が家でも
薪割りをしたいので
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しっかりとした
樫の薪割り台も
分けていただきました^ ^
好きな高さで切ってもらいました
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生の樫は
ピンクがかっていて
乾燥している樫は
薄い黄色味のある色
生の方が割れやすい
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土台が重いので
転がして移動
楽しい^ ^
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炭小屋でも
炭にはてきない木を薪にして
販売するそうなので
少し薪割りをお手伝い
知恵も教わりながら
3人で約200kgの薪割りを!
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薪割りの代わりに
薪を分けていただきました^ ^
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おかげで
薪のストックと
立派な薪割り台が我が家へ!
これで、来年もまた
我が家であれこれと
火を使えそうです^ ^
そして、灰もしっかりと
使えそうです^ ^
炭小屋のみなさん
色々とありがとうございます!
大事に使わせていただきます!
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木頭では
誰かにお世話になってばかり
誰かに頼ってばかりです
自分ひとりではできないことが
たくさんあるなぁと
しみじみ感じています
そして、人やものことの繋がりは
とても大事だなと
身をもって感じています!