気づけばひとりじゃない

「秋になったら忙しいなるのぉ。ゆずの収穫もそうじゃけど、畑の芋掘ったり、豆とったり。ほんま収穫の秋じゃのぉ。」

そういえば
毎年、夏の暑さが去ると
草刈りから解放されるー！
と、思っていたら
収穫やらでバタバタしだす秋
毎年そんな秋がやってくるのに
仕事も畑もしたい私は
バタバタに、、、
予定をうまく組まないと
色々放置することになり
切羽詰まってくることも多々

ちょっと早めに
ご近所さんと蒔いたそば
気づけば倒れだし
鳩が集まり
大変なことに！

体調不良などで（→言い訳だ、、、）
なかなか全力で動けないタイミングもあり
すっかり刈り時を
逃してしまったみたい、、、
これはまずいと
アフター5の時間もうまく使い
そばをことこと刈りはじめた

「そば刈りよんか？手伝っちゃるぞ。ひとりではおもしろうないだろ。」

と、気づけば
強力な地域の方々と
わいわいと

「こりゃぁ、刈り時遅かったのぉ。実がどっかいっとるでー。ははは。まあ、そばのから（枝葉）は、燃やして灰にしたら、こんにゃくづくりに使えるけんの。ええ灰になるわ。」

「こないだ教えた、藁でこっさえた『ねそ』で縛ったらええわ。作ってみぃ。」

と、側の泉で藁をしめし
教わったとおり
ねそづくり
そして、それでそばを束に^ ^

「アイスクリーム食べんか？休憩じゃ、休憩。」

「梅ゼリーもあるぞ。」

「おい縄で運ばんか？おい縄持っとんか？ほれでぱっぱ（背負う）して運ばんか。」

「ここにの、2段で干したらええわ。日当たりええけん、よう乾くわ。」

知恵を教わりながら
わいわいと
ひとりでやるより
圧倒的に速いし、楽しい！

「むかごいらんか？あるぞ。むかごご飯にせぇ。」

「くさい漬けもんいるかぁ？」

「ぬか漬けしとったら、水でてくるだろ。この水を、新しいぬか入れで、ぬかに吸わせて、そのぬかを畑にいれたりしたらええぞ。」

桶につけられたつけもんは
味が変わらなくて
おいしくできるそう

白菜と大根の
におうけどうまい漬け物をいただいて

またまた今夜のご飯が
おいしくいただけるなぁと^ ^

ひとりでことこと作業をしていたら
気づけばご近所さんという
強力な助っ人が来てくださり
わいわいとにぎやかな時間になることも^ ^

一緒に作業することで
いつも木頭の色々なことを
教わっています^ ^
ほんとうに楽しくて貴重な時間です^ ^