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落ちるとこまで落ちたら昇るだけ

メンタルどん底でヤバかったけど、なんとか踏みとどまれた話。



⚠️やや暗い表現があります。


▪️落ちるところまで落ちる

どん底

昨年の9月、ちょうど1年前のこと。
身体が鉛のように重く、脳内は『休みたい、休みたい、休みたい』という思考に埋め尽くされていた。
ふとしたとき「病気になれば、入院して休めるかな…」という考えが浮かんでくる。

え、わたしってこんな暗い人間だったっけ?
仕事だけの問題なら簡単。仕事を辞めればいい。
産後うつはどうすればいい?
仕事を辞めて、保育園に入れなくなるのは一番困る。
リキが大きくなるまであと何年?
八方塞がり。


週末が怖い

綱渡りのような精神状態で、1週間のリフレッシュ休暇をもらった。

月から金まで寝て過ごしたが、全く休んだ気がしない。もう休むための僅かな気力すら残っていなかった。
あっという間に金曜の夜。

キ「パパどうしよう、週末が怖い 泣」
ボ「なんで週末?」
キ「リキと一緒に過ごすのが怖い 泣」
ボ「…正気なの?」
キ「正気じゃないから言ってるんだけど…」
ボ「ていうか、1週間休暇だったじゃん!?」
キ「1週間でどうにかなる問題じゃない!もう限界」

ずっとSOSを出してきたのに、夫にすら伝わらない。
疲れは酷くなる一方。万事休す。


▪️上昇しはじめる

わたしを助けてくれた存在

何度か暗い感情に支配されそうなったが、そのたびに冷静な自分の声が聞こえた。

  • 鬱症状はあるけど、まだ鬱病じゃない。大丈夫。

  • リキの母親は自分しかいない。鬱病になるわけにはいかない。

  • 会社も夫も守ってはくれない。自分の身を守れるのは自分だけ。

矛盾するようだけれど、息子がわたしを強くしてくれた。息子の存在がなければ変われなかった。


ありのままの自分を認める

仕事ができなくても良い。それが今の自分だと認めた。
無意識に仕事を頑張ろうとする自分がいる。
今はそのタイミングではないぞと、冷静な自分が言う。

テレワークのおかげで、物理的な距離もある。
頑張らなくて良い、家の中は安全地帯。

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