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プロテイン探求の旅(その6)
と、いうわけでこれからは各フレーバーに対して、
・甘さ
・後味
の2項目を、私はどれくらい許容できるかと、
・飲み始めてからの日数
を記録しながら飲んでいこうと思う。
不適切な問い、不適切な検証方法
これまで「プロテイン探求の旅」と題して5回ほど記事を書いてきた。
様々なプロテインを毎日試飲して、どの銘柄だったら続きそうか、と記録をつけてきた。
しかし、そもそもの問いの立て方と検証の方法にズレがあると気づいた。
気づいてしまったら直さないといけない。
最初に出した問いと検証方法は要約するとだいたい以下のような感じである。
問い:「私が毎日摂取するのに適したプロテインを、入手しやすいものの中から1種類選ぶこと」
検証方法:「何種類ものプロテインを飲んで感想を書くことで、プロテインに対する自分の価値観を炙り出す。自分のプロテインに対する判断基準を抽出してアンケートを作成し、試飲を続け、最終的にどれが自分のニーズに合ったプロテインか判断する」
しかし、実際に動かしてみると、このような問いのほうが妥当に感じられるようになった。
問い:「私は、どのようにしたら抵抗感のある物事を習慣化させられるのか」
10月、ストーリーラインを組み立てた後、プロテインを飲まなくなった。 今思えば、飲んだ感想文を書き、ストーリーラインにまとめることが、10月以前のプロテインを毎日飲み続けることのゴールになってしまった可能性はある。
12月に入ってから、プロテインがだいぶ残っていることを問題と認識し、飲むのを再開した。
すると、毎日この行動を続けることは無理なくできた。この頃には飲み続けるにあたって「味はさほど問題がないこと」となっていた。
5件法アンケートの真ん中寄りの選択肢が多い結果となっていたのをこれの裏付けとしたい。
一応、アンケートの結果を載せる。しかし、これどう見たらいいの・・・
上が開始日、一番下が最終日である。
![](https://assets.st-note.com/img/1704002894644-Ur0hDG7Fuf.png?width=1200)
結論
結論:何かを習慣化したい時、自分の感覚や判断はわきに置いておいて、とりあえずやりつづけてみることが適切そうである。
前回の終わりに「蛇足」としてまとめた仮説が支持された。
反省
そもそもしたかったことは筋肉量を増やすことであった。タンパク質を摂取するために「プロテインを飲む」という手段を選んでみたのであった。
栄養は摂取しないと身にならない。しかし消化した後どこに行くのかは、主体である自分からしてもブラックボックスである。
数多ある高タンパクの食品とプロテインを食べ比べるという方法が良いのかもしれないが、私は他にも色々食べるし、運動量なども計るとなると私の手に余る。何か食べることと筋肉量の増加の相関を一人で調べるのは難しい。私は何がしたかったのか。
さらにメタな結論
手に入れたハンマーを振ってみたい気分になっても、今それが適切かどうかは検討の余地がある。
つまり、崩したい壁は何か、よく見ることが大事である。
見えない壁をとりあえず今持ってるハンマーで崩したいと思っている時、「その壁を崩したい」のではなく、「壁を壊した自分を実感したい」つまり自己効力感あたりを感じたい自分がいるということの表れなのではないだろうか。
もっと原因と結果がわかりやすいことで自己効力感を上げる方が効率がいいと思う。運動とか運動とか運動とか。
あと、実験なんてしたいと思った場合は、「本当に大丈夫か?」とツッコミを入れてくれる誰かが必要だと思った。
tips:シェイカーを使わない場合、プロテインは小さめの泡立て器で混ぜると溶かしやすい。無印良品の「ステンレス 泡立て・小」が非常に使いやすかった。おすすめ。
おわり。何かを期待して読んだのに得られなかった方々にお詫び申し上げます。
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