万年筆と蛍光ペンの共存は可能か?!~にじまないラインマーカー探しの旅~
こんにちは!ひろちゃんです。
手帳やノートに万年筆で書き込み、その上にラインマーカーを引こうとしたら、インクがにじんで台無しに…なんて経験、ありませんか?
万年筆ユーザーなら、一度は経験するのではないでしょうか。
私も最近、この問題に直面しました。
今年の春頃から右手親指の関節炎になり、筆圧が弱くても書ける万年筆を愛用するようになりました。しかし、万年筆で書いた字の上にラインマーカーを引くと、インクがにじんでしまいます。水性インクの悲しいさだめ…。
そこで、「にじまない万年筆インク」か「万年筆インクがにじまないラインマーカー」を探すことにしました。
理想のラインマーカーを求めて ー文房具屋さん巡りー
「にじまない万年筆インク」より、「万年筆インクがにじまないラインマーカー」の方がまず見つかりました。
見つけたのは、コクヨの「パスタ」。パステルのような表現ができ、筆記具というよりはどちらかというと画材のような印象でした。
しかし、何軒かお店を回ったものの見つからず。
そんな時、出会ったのがステッドラーの「テキストサーファーゲル」です。
固形蛍光マーカー 「テキストサーファーゲル」
「テキストサーファーゲル」は、『蛍光インクを固形化することで、なめらかな書き味と裏抜けしにくい』という特徴のラインマーカーです。
クレヨンに近い感覚でラインを引くことができ、固形インクであるという点は「パスタ」と似ています。
試しに、万年筆で文字を書いた上にラインを引いてみました。目を凝らすと、ほんの少しにじんでいるような気もしますが、通常のラインマーカーと比べると全然気になりません!
「テキストサーファーゲル」の良いところ
万年筆のインクがにじみにくい
薄い紙でも裏抜けしにくい
キャップを外したままでも2,3日ペン先が乾かない
実は私、キャップを閉め忘れてラインマーカーを乾燥させてしまうことが多く、その対策としてノック式のペンを愛用していました。しかし、関節炎になってからは、そのノックすることが辛くなってしまいました。ピンチです。ですが、「テキストサーファーゲル」は普通のラインマーカーほどキャップを閉めることに神経質になる必要はありません。2~3日くらいならキャップを閉め忘れても乾かないそうなので、うっかり者の私でも安心です。
万年筆ユーザーの強い味方!
ステッドラーの「テキストサーファーゲル」は、万年筆ユーザーにとって嬉しいラインマーカーです。字の上にラインを引いてもにじみにくく、裏抜けもしにくいので、手帳やノートをきれいにまとめることができます。
万年筆×ラインマーカーの扱いに悩んでいる方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?
テキストサーファーゲル 5色展開。リフィル式ではないんだなあ。
パスタ リフィル式なのと、カラバリ豊富なのは魅力。お絵描きにいいかも!