キツネツキのサイバーポートレート撮影談
こんにちは、キツネツキことオオギシトモヒロです🦊
この記事では現在挑戦中のクラウドファンディングの支援の1コースである"サイバーポートレートを撮ります!"の撮影前段階から撮影後までの一連を簡単に紹介していきます!
そもそもサイバーポートレートとはなんなん?というところから
どんな感じで撮影をして、最終的にどんな仕上がりなるのか……現場の写真を交えながら紹介していきたいと思います!
サイバーパンク写真集出版を賭けたクラウドファンディングに挑戦中!です!
ただいまサイバーパンクな写真をまとめた写真集『L8r2020+1』を出版するためのクラウドファンディングを実施中です!
こんな感じの写真が140ページ超掲載予定となってます。詳しくはプロジェクトサイトをご覧になってください!
そしてぜひ支援のほうもよろしくお願い致します。。!
いくつか支援コースがあり、Tシャツが含まれたものや、蝶ネクタイ・アクリルパネルに写真をプリントしたものなどあります。
そしてプロジェクトで一番高額になる10万円の支援コースに『あなたのサイバーポートレートを撮ります!』というものがあります。
モノを提供するわけではないので多分ピンときてないのではないでしょうか。分かりづらい理解しづらいと思うのでここで解説していきます。
サイバーポートレートとは一体なんなの?
"ポートレート"
iPhoneの撮影モードの名称になっていたりSNSでも最近よく耳にすることばではないでしょうか。
ポートレート<Portrait>を日本語に訳すると肖像画や肖像写真となります。人物写真を指す言葉と思っていただいて差し支えないです。
SNSやInstagramなどで#Portraitで調べてもらえればどんなものかわかってもらえるのではないでしょうか。世界中のさまざまなひとが思い思いの人物写真を撮ったり撮ってもらったりしています。
そんなジャンルの中で僕は自分の好きなサイバーなテイストのポートレート写真を撮っています。
ただ人物写真を撮るのではなく、色彩を変化させ非日常の中に立つ人物の写真に仕上げた作品となっています。
実際どんな風に撮影しているのか想像できなくないですか?
そして自分もこの世界の被写体になれるのか?と不安になりますよね。モデル経験がなくても立候補できるの?とか。(僕がポートレートを撮るまでまったく撮影経験ない人も大勢いました、大丈夫です)
普通のポートレート写真でも踏み込みづらいのにサイバーになるともっと怖くなると思うのでその不安を解消するために撮影前から実際の撮影、撮影後の編集とどんな感じで進んでいくのか順を追ってみていきましょう!
撮影日までの流れ
クラウドファンディングが始まった初日の10/9、BADASS Δ DELTAさんとTwitterのスペースで出会いました。そして、意気投合しあれよあれよのうちに撮影することが決まりました。
撮影が決定するとロケ地と時間の相談をします。
撮影時間は基本的には日が暮れたあとの周りが暗くなってくる時間帯です。最近では日が落ちるのが早くなってきたので18時頃から始めたりします。
撮影する時間はいつも2時間程度です。
撮影場所はDELTAさんの当日の都合で横浜がアクセスしやすいとのことでその周辺を探すことに。夜に映えるいい感じのネオンがありそうな場所をピックアップして何箇所か候補を出して検討していきます。
今回は横浜中華街から長者町あたりで撮りましょうということに(最終的には中華街周辺で完結することになりました)
幸いにも斎藤ゆきえさんもお時間合うとのことでモデル2人での撮影となりました。
集合時間まではロケハン
撮影当日。落ち合う時間は19時頃と決まりました。
今回僕は撮影前に時間があったので簡単なロケハンを行うために早めに現地入りしました。
そして夕方頃から降り始めた雨は18時には本降りになり撮影時間に止むなんて到底思えないほどに……。
当日18:08の横浜の様子はこんな感じ。ガッツリの雨!
雨撮影は大好物です。街中にある看板や、ネオン。いろんな街の明かりが雨に濡れた地面やものに反射して街全体がキラキラと輝くのが最高なんです。
ですがポートレート撮影時の雨は諸刃の剣… いい写真が撮れる可能性がある反面、雨が行動を制限させるので思った撮影ができなくなるなんてのも。
撮影プランの変更も余儀なくされるのでいろんな可能性を踏まえながらのロケハンという名の食べ歩きをしました。
撮影できそうなところを探します。
そうこうしていたら19時ごろに。時間と共に雨も収まり、集合前には完全に雨が止むというこれまでにないベストコンディション!
地面は濡れててところどころ水溜りができてるのに雨が降ってない!最高!!
そうして時間となり、お二人と集合し撮影が始まります!
いざ撮影!
まずは肩慣らしにおふたりのツーショットを撮影しました。
この記事のバナーにもなっている一枚ですね。
撮影風景はこんな感じ。
最初は型を決めずに撮ってみるという感じで始めます。
一回の撮影では2時間程度と決めているので思っているようなものが撮れたらどんどん場所を変えていきます。
雨で濡れた地面をリフレクション(反射)にして撮影
エディットまで終わるとこんなイメージに。
撮影から加工完成まで
DELTAさんの写真を例に実際の撮影から撮って出し、加工までを一連で紹介していきたいと思います。
現場はこんな場所です。この瞬間はどんな感じの絵になるか確認しているところですね。撮影ではなるべく人が消えたタイミングを狙ってします。
こちらは撮って出し(カメラの設定で記録される確認用のjpeg画像)です。
このタイミングではまだ何の加工も施されていないので現実の色に近い形になります。
この撮影場所では周りが明るく自前の照明を使わなくても十分人物が撮れるので後処理でサイバーなテイストに合わせていきます。
そうして出来上がったのがこちら。
エディットの仕方とかはまた別の機会に紹介しますね。(もし聞きたいなどあれば連絡ください)
どうですか? サイバーになるんです…。
次は暗がりで照明を使ったパターンの撮影を紹介します。
さっきの撮影から別の路地裏に移動しました。
ここでは背景が明るく逆光で人物に光が当たらない場所での撮影です。
人物右手にLEDの照明を置いて撮影をしました。
このLED照明は裏に磁石が付いたすぐれもの。
電信柱などにさっと取り付けて撮影できますおすすめです。
そしてこちらが撮って出しの画像です。
右手から青色のLEDライトを当てて左右で明暗のコントラストと色味の差を出しています。元素材暗くないか?と思うかもしれませんが感度を上げすぎるとノイズが出てしまいますし背景の提灯が白飛びしすぎてしまうのでこのぐらいで撮影しています。
明るく白飛びしたものより暗く黒潰れしたものの方が画像内に情報が残っていることが多いです。画像の見せたいところの問題なので人物をしっかり見せたい場合はもっと明るく撮るかもしれません(そこがコスプレイヤーのカメラマンさんと違うところでは?と個人的に感じているところです)
そして出来上がった画像がこちら。
もう全然ちゃうやん!と。今回の画像はしっかり加工して作ろうと思い、最終的にこんな感じになりました。
白色を白として表現しないところがサイバーと言われるところなのかな、とか。
今回は時間内で衣装を変えた2バージョンの撮影しました。ロケ地は変わらず横浜中華街で移動拠点(今回は車)を軸に着替え・移動です。
時間内であればこういった衣装変えやロケ地を変えることができます(今回、ロケ地を変えるとなると大幅に時間がかかるので横浜中華街内の違う場所で撮影となりました)
この場所では壁から距離があるのでお手伝いに来てくださった方に照明を持ってもらっています。
人物左側に街灯代わりにつけられてる赤い明かり。
右側はLED照明の緑寄りの水色が当たっています。
そうして現像し加工したものがこちら。
基本的には合成はせず色彩を触っているだけです。
難しいことをしなくてもこんなにサイバーな見た目になるんです。
最後に
いかがでしたでしょうか?
男性でも女性でも異形でも。老若男女どんな方でもサイバーなテイストで撮影致します。(過去には親父をモデルに引き込んだりもしました)
今回はどんな人にも受け入れらやすいかなと思い、DELTAさんのような仮面の方をモデルに実際の撮影風景をご紹介してきました。
同じ日に撮影した斎藤ゆきえさんのこんな感じのカットとかも撮れます。
かわいいよりかっこいいが得意かもしれません。
こんな衣装を持ってないという場合も衣装の話し合いであなたの持っている服の中でサイバーなテイストにしていきますのでぜひご相談ください。
次はサイバーポートレートのモデルはあなただ!
DELTAさん、斎藤ゆきえさんお忙しい中ありがとうございました!
現場の記録写真を撮ってくださった人間パイさんめっちゃ助かりましたありがとうございます。
11月22日23:59までこちらのクラウドファンディングを実施しております!
こちらの10万円の支援コースに『あなたのサイバーポートレート撮ります』があります。ぜひ今回の記事を見て興味が湧いた人はぜひとも支援してみてください。
何卒、よろしくお願い致します〜〜!
キツネツキでした。ありがとうございました〜!
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