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「さて弁明しましょうか」
「最初は『鏡の中の鏡-迷宮』の読書感想文をファンタジー形式で書いてみる企画だったんよな?」
「そうですし、今も一応そのつもりですよ。ただそれ以外の要素が信じられないくらい増殖してしまって。」
「それを説明する気は?」
「未出の大司教と公爵だけ言っときますか」
「輔弼大官はカウントしていいのか」
「まあいいじゃないですか。大司教は『黄色い人』で公爵は『唯野教授』です」
「全員何らかの形で神戸に縁があるわけね」
「ですです。」
「というかこの砂漠ってむしろモリミン臭がするんだが?」
「あれもネバーエンディングストーリですからねエ。この後船も出る予定なのでさらに似てきそうではあります。千一夜物語は宰相経由でしか出てこないと思うけど」
「そういや彼『神戸・続神戸』の解説書いてたな。」
「あれを引っ張ってくるのはたぶん無理でしょうけど・・・」
「御大、長老、仙翁、尊者は出てこんの?」
「マイスターことエンデ先生に取り込まれた形で出てくるかな。宰相経由のも結構ありそうではあるが。」
「それはそやね。神戸で言うなら先生やファザーらへんは?あと教師もか」
「これも直では出てこないと思いますが、先生は神出鬼没過ぎるのでこぼれ出てくるかも」
「今のとこそんな感じかな?」
「あとは名誉キャプテンでしょうな」
「ああ・・・」
「そんな感じで展開していきます」
「頑張れ。」
「貴方もサンテグジュペリの祝呪を通じてご登場いただくんですよ?」
「それはそれは、お手並み拝見だな。」
「てか宰相だしまくってるし内大臣、楽師団長、輔弼大官も言っとけば?」
「じゃ、そうしますか」
「こうしてみると強キャラだなあ・・・」
「三島由紀夫、澁澤龍彦、山田詠美らへんなら対抗できるかな・・・と」
「一応やけど江戸川乱歩入れてあげて」
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