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お菓子に感じるジレンマ

ずっと以前から、好きなものは?と聞かれたら「甘いもの!」と決まって答えてきました。

食べて幸せな気持ちになるはずの「好きなもの」。
好きなのに、食べたら太る。ニキビができる。いつからかジレンマを感じるようになりました。

コントロールできなくなって、食事を摂らずに大量のお菓子を食べることを繰り返していた時代もありました。

そんな激しい時代を乗り越えて、大人になってからは自分なりにうまく付き合えるようになったと思っていたけど、どこか、小さなわだかまりが残っていました。

自分でも初めは無視していた小さなわだかまり。

長年悩んできた湿疹や赤みや痒みの原因が、自分が食べたものだったかもしれないと分かり、食事を整えることで食事の持つ影響力の大きさを体感したからこそ、罪悪感はより複雑なものになりました。

でも私はやっぱりお菓子が好きなので、止めることはできなくて。

「本当は食べない方が良い」

そんな気持ちがいつも拭えなくなってしまい、お菓子が食べたくなる自分は未完成のような気持ちもあったし、大好きな甘いものを食べるとき、幸せだけど100%の幸せではなくなってしまいました。


でも、そんな私があるとき、とあるお菓子を食べて本当に心から、幸せな気持ちに包まれたのです。予期せぬ出会いでした。
ずっと抱えてきたわだかまりを解放できたきっかけです。

どんなときに、どんなものを、どんな場所で食べる?⁡
食べて心から幸せな気持ちに包まれるルール、私の場合は単純なルールで縛ることはできません。色々なことの複合であり、時と場合に左右されるものです。むしろ、揺らぎがある状態こそが自然な状態です。

正解は人それぞれ。それを探すお手伝いがしたいと思っています。今月末に開催するお菓子の講座はその一貫のつもりで、心を込めて準備しています。
もし私のように、お菓子にジレンマを抱えている方がいらっしゃるなら、たくさんお話ししたいです。きっと大いに盛り上がると思います!

また、講座は「解」ではなく、来てくださる方の「選択肢を増やす」お手伝いになればと思っています。だって正解は人それぞれだから。それを一番大切にしたいです。

お菓子のことになると本当に話が止まらないので、今日はこの辺で。

今日は七夕ですね!
皆さまが今日もゆっくりお休みできますように。

料理教室 季と和