心がけが重要?自治体営業を受けて印象に残った企業の共通点2選!
はじめに
こんにちは!リクロスの木藤です。
今回は、自治体営業を受けて個人的に印象に残った企業様の共通点を書いていきます。
私は市役所で3年、出向先の中央省庁で約1年営業を受けていました。
今でもパッと思い浮かぶ企業様が3社ほどいるので共通点を考えたところ、自分なりに整理できたので、ご参考になれば幸いです。
それでは早速見ていきましょう!
自治体営業を受けて印象に残った企業の共通点
①とにかく貢献
真っ先に思い浮かぶのが、貢献の姿勢です。
私は市役所時代に公共施設の所管課に在籍し、施設の工事や修繕の営業を受けることが多かったです。
学生時代は文学部の英語学専攻だったので工事や修繕に関する知識は全くなし。とにかく新たに勉強することが多かったです。
そのような中で、企業様の仕様書チェックや現地視察の提案・同行、現場状況写真の提供、その他情報提供など非常に助けられました。
行政は表向き「行政計画に基づき中長期的な視点を持って行政運営を~」みたいなカチッとした雰囲気がありますが、実際は目の前の業務で大変な日々です。
当然施策のミスによるバッシングなどされたくないので、「ちゃんとできますし、ちゃんとやっています」感を出しているかもしれませんが、本当は仕様書作成の際も「本当にこれでいいのかな?」とかなり不安です。
契約書案を作成する際、大半はひな形でカバーできますが、具体的な仕様部分は企業様に頼るしかないのが正直なところでした。
「公務員はその分野の素人だ」と世間的に言われることが多いですが、否定できない側面も間違いなくあります。私も工事や修繕、システムのことなど素人なりにインプットを重ねたことを今でも覚えています。
専門性があるとは自信を持って言えず、かつ住民の厳しい目がある中で、寄り添って伴走してくださる企業様には本当に助けられましたし、入札などの仕組みに不満すら覚えました。「価格だけで決めずに、この事業者様に決定してほしい」といつも思っていましたね。
②とにかく職員の実務を理解
次に浮かぶのが、とにかく職員の実務を理解していたり、理解しようと努めていたことです。
自治体の表面的なこと(議会の仕組みや予算編成スケジュール)はネットで調べれば分かりますが、職員の実務のレベルまで深く理解している企業様となると非常に少なくなります。
私も営業を受けていて、「〇〇万円以下なら話を持っていくのは施設の現場、それ以上なら市」「〇〇万円以下の〇〇(修繕や委託など)は自動的に一者随意契約にできる」ということまで知っている事業者様がいて驚いた覚えがあります。
また、そこまでの知識がなくても、「見積書や仕様書に関して、事情的にこうしてほしいみたいなことはありますか?」と配慮してくださる企業様もいました。
ご存知の通り行政はルールでがんじがらめなので、「こうなるとルール的に助かる」みたいな線引きがけっこうあるんですよね。
そこを知っていたり、知ろうと努める企業様にもいろいろと助けられました。
最後に
実体験を思い出しながら書いたので、いつも以上に「個人ブログ」感の強い形となりました(笑)
今後も「どのような形で貢献すべきか」「表には情報が出ていないけど、知っておくべきこと」などどんどん書いていければと思います。
ご要望があればZoomなどでお話できますので、ご遠慮なくお申し付けください。
それではまた別の記事で!
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