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2024年を振り返る 〜kMailer編〜
kMailerとは
kMailer(ケイメーラー)は、kintoneと連携し、kintone内のデータを引用したメールを簡単に作成・送信できるサービスです。これにより、メール業務の効率化と自動化を実現し、工数削減にも貢献します。
初めて見たという気になる方は、下記のリンクから詳しく見てみよう!
2024年の更新概要
この1年のkMailerは、序盤に目立った更新が少ない時期を経て、後半に大きな機能拡充(HTMLメールブロックエディタ、マルチパートメール対応など)をまとめて投入。その後は運用性や利便性を高める細かな改善で品質を固める流れとなった。結果的に、「待たされた分、それに見合う成果を後半で示し、最後は長期的な使いやすさを確保」という段階的な成熟がみられる。
ハイライト
対象期間は2024年1月~2024年12月13日まで、合計で 171件 に上りました。
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大規模な変更(4件)
2024-11-25 (v2.8.0)
HTMLメールブロックエディット対応2024-10-10 (v2.7.84)
kMailer設定内でのメールテンプレート管理対応2024-07-02 (v2.7.0)
マルチパートメール対応2024-05-15 (v2.6.12)
メールテンプレート作成画面のデザイン変更
中規模な変更(2件)
2024-11-12 (v2.7.97)
メールテンプレートの無効化に対応2024-05-31 (v2.6.21)
メールテンプレート一覧画面のデザイン変更
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方向性
バージョンアップの傾向
この1年を振り返ると、kMailerは定期的かつ継続的にバージョンアップが行われており、その多くは内部的な改善や細かな不具合修正でした。これらの小さな積み重ねは、信頼性・安定性の向上につながり、ユーザーが安心して利用できる環境づくりに貢献しています。また、定期的に行われるUI改善や表示調整といった変更は、日々の使い勝手を徐々に底上げし、ストレスのない操作体験を実現しようとする方向性が感じられます。
目指している方向性
大規模な変更点として挙げられるHTMLメールブロックエディタやマルチパートメール対応、そしてkMailer内でのテンプレート管理統合などからは、より直感的で高度なメール作成環境の実現、運用のシンプル化が目指されていると考えられます。また、有効/無効設定機能の追加やテンプレート編集時の複製・管理メモ機能など、運用担当者の効率化を意識した機能拡充も見られます。総じて、kMailerは「使いやすさ」「わかりやすさ」「高度な表現力」をバランスよく追求している印象です。
その他気づいた点
更新頻度が高く、日常的に改善を続けている点から、開発チームがユーザーからのフィードバックや実運用の課題を迅速に取り込んでいることが伺えます。また、細かな不具合修正が多い一方で、定期的に行われる中〜大規模な機能追加やUI刷新は、長期的な製品ビジョンに沿って段階的に実装されているようです。メール配信停止機能や日付削除機能など、痒いところに手が届く機能追加も見られ、ユーザー満足度向上に努めている点が印象的です。
期間ごとの分析
1~4月:「下準備の舞台裏が垣間見える序章」
1~4月は合計わずか11件のリリースと、観客(ユーザー)の目に触れる “新作” こそ少ないが、静かにランウェイ準備が進んでいた時期に見える。華やかなデザイン刷新や大きな機能追加は見当たらず、軽微な修正や内部改善が中心で、「今年はどう動くのか?」と少々もどかしい空気を醸し出す。しかし、この停滞感が次のコレクションで一気に花開く伏線のようにも思える。まるでデザイナーが袖の中で一着一着仕込んでいるかのような期間であり、ファッションショーの幕が上がる前の静寂を感じる季節といえそうだ。
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4~6月:「初夏のランウェイで魅せる新作ラッシュ」
5~6月に入るとリリース数が急増し、まるで初夏のファッションショーで新作が矢継ぎ早に登場するようなにぎわいを見せる。特に5月中旬のメールテンプレート編集画面の大幅刷新(2.6.12)が挙げられ、UI/UX面の改善とあわせて運用効率が一気に高まった。6月には大量の内部的改善や小規模修正が入り、見えないところで生地や縫製の品質を整えているような姿勢も感じる。ユーザーにとっては「待っていた大舞台がついに来た!」と思える時期で、新機能の発表に沸き立つ初夏のランウェイと重なるイメージだ。
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7~9月:「真夏に咲く大輪と細やかな調整」
7月のマルチパートメール対応(2.7.0)をはじめ、8月の更新量、9月の継続的な内部改善など、この3か月は真夏のステージを最高潮に盛り上げる時期。新作ドレス(大規模機能)が登場しつつ、細かい縫製(バグ修正・UI改善)も欠かさないため、ファッションショーが同時多発的に盛り上がるかのような忙しさが続く。HTMLメールブロックエディタへの布石や配信停止機能の微調整など、多彩なアイテムが揃い踏みしている印象。ユーザーは大量のアップデートを試しながら、自分好みのコーディネート(運用)を探す楽しさを味わえただろう。
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10~12月:「秋冬コレクションで磨きをかけるフィナーレ」
秋口から年末にかけても多くのリリースがあり、有効/無効設定(2.7.97)やHTMLメールブロックエディタ関連の仕上げに注力。まるで秋冬コレクションの最終ステージで、小物やディテールを洗練するデザイナーの姿勢を想起させる。12月にはSNSリンク不具合(2.8.13)修正など「縫い目のほつれ」を丁寧にカバーし、大型アップデートを完成形へ持っていく工程が見える。観客(ユーザー)にとっては、これで安心して次のシーズン(来年)を迎えられる、という仕上げの時期。年末の動きは派手さよりも安定と信頼感を生む締めくくりといえる。
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総評
この一年のkMailerを見ると、序盤は大きな機能追加もなく「今年はどうなるのかな?」という空気が漂っていたように思える。でも、春から初夏にかけてUI刷新やテンプレート管理の整理が矢継ぎ早に行われ、急に華やかなアップデートが披露された印象だ。マルチパートメール対応やHTMLメールブロックエディタの導入など、「待ってました!」と言いたくなるような変更が、メール作成や送信業務を一気に幅広く、効率的にしている。
さらに、毎月のように細かい修正や内部的な改善が入っているのも心強い。SNSリンクの不具合修正や添付ファイルの扱い調整など、普段の運用でちょっと気になる部分を着実にケアしているからこそ、「知らないうちに使いやすくなっている」と感じるユーザーは多いのではないか。大規模アップデートで新機能を打ち出しつつ、小さな修正で安定性を高めるやり方は、2024年のkMailerらしい特徴かもしれない。
秋から冬にかけては、新機能がひととおり出そろったうえでの微調整や配信停止関連の強化が見られ、完成度をぐっと引き上げているようだ。年末は目立った派手さこそないが、マルチパートメールやHTMLブロックエディタといった中核がしっかり仕上がってきていて、「来年はさらにどう進化するのだろう」と思わせる。こうした継続的な底上げが、kMailerを日常的に安心して使い続けられるツールへと育て、“一度使い始めたら手放せない” 存在へと着実に歩みを進めているように感じる。
勝手に表彰「カッテデミー賞」
1年を振り返ると、kMailerは最初こそ「まだ準備中?」と思わせるほど静かなスタートでしたが、春から初夏にかけて華やかな新機能で市場を沸かせ、その後は使い勝手を底上げするオプションを豊富に揃え、最後は細かな改善で品質を固める、まさにファッションコレクションさながらの展開を見せました。待たせるだけ待たせてからの豪華な新作投入は、ユーザーに対して「ここからが本番」と示し、その後のバリエーション拡充で「長く使える定番」へと誘導。最終的な細部調整で「これならずっと使える」と安心感を与える流れは、計画的で巧妙です。
もし賞を贈るなら、
「華麗な開花へ至ったコレクション賞」
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とでも呼びたいところです。待たされた分、新機能がランウェイに登場したときの感動はひとしお。kMailerは、この一年で、ユーザーが納得する装い(機能セット)をきちんと揃え、いつでも頼れるメール運用ツールとしての存在感を確立しました。
「kMailer」を支える皆様ありがとう!
\プレゼント/
今年1年の感謝を込めて、マインドマップにまとめた「非公式 トヨクモ製品リリースマップ2024 完全版」を皆さんにプレゼント!今年のアップデート内容を振り返りつつ、来年の活用とユーザー会でのネタに役立つ情報が満載です。
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