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流れるように7月シマワレル

久しぶりに「太陽が痛い」と感じて、夏本番だなあー。

少し大きめの公園の木陰で水分補給をしながら涼んでいたら、二人組の男女が目の前に立ち「お時間あるようなら、洗礼を受けて××、、」と話し掛けて来たので、手でお断りの意思表示をして黙してたら去って行った。

まだあーゆうのやってるんだーとか思いながら休んでると、後ろの方で何だかやり取りが。
先ほどの二人組が、今度は若いお兄ちゃん捕まえたらしい。そしてその兄ちゃん、人がいいのか話を聞いている。大丈夫か?とか思いながら途切れ途切れに聞こえる会話を聞いていたら。

ひとしきり年配女性の話を聞いたあと、その若者は「うーん、どこの宗教が一番すごくて、他の宗教は悪だってのは、僕はないと思ってるんですよね。」と話し始め、矢継ぎ早に話し掛けていた女性はそっぽを向いて黙ってしまっていた。

ひゃ~あ!やるな、兄ちゃん!
私はもう会話すらメンドクサクて去って貰ったけれど、ちゃんと相手の言い分聞いて理解した上で、自分の意見を述べているその若者に「がんばれ~」とエールを送りつつ、ニヤケながらその場を離れた。

もしも洗礼というものがあるのならば
私は 宇宙 森羅万象 自然の摂理
そんなものらの洗礼を多分もう受けているので
それでじゅーぶんだ。


毎年7月中旬前辺りから8月いっぱいくらいまで、どうやら私というストーリーの中では物事が動く時らしい。

生まれ月絡みというのもあるのかもしれないけれど、何かの拍子で何となく今までの人生録のような流れを書き出した時に、ものの見事にこの時期に大イベントが起きて人生的に切り替えとなったり精神的に大きく変わったりしてたみたい。

そんなもん全く気にしてなかったけれど、流れとしてそうなって生きてきたのを見ると、なるほどなーそういうのもあるのかなぁと思ったりする。

で、例に漏れず今年もワンサカ様々なものがやって来ている。だから精神的にも体力的にもちょっと慌ただしい(笑)。

ただ明らかに今までと違うのは、どれだけ現実というものに振られようが、自分の真ん中という所に戻ることが出来るので、ホームポジションと言うかリセットと言うか、戻れるまでの差はあれやっぱりそこにいる。いると言うと何だか場所があるみたいだけれど、場所じゃあない。

毎年毎年それなりにキツイのだけど、もう充分人生後半に入っているせいか、今までの伏線を回収してるような流れに今はなっているのが面白い。



こればっかりは長く生きてきた醍醐味なのかもしれないなあ。

そうやって見ても、若い時は体力とエネルギーがあるその時にしか出来ないことがあるし、学生の時は学生でしか出来ないこと、社会人には社会人の、そして体力も落ちてきて後半に向かったら、やっぱりその時にしか出来ないことってあって。

この身体ってやつのシステムは本当に上手く出来てるんだなぁとつくづく感じたりする。

そして人の数だけストーリーがある。

他の人のストーリーはどれだけ近しい人でも同じ場所に居ても体験はできないし、自分のストーリーは他の誰も体験出来ることはない。

いま 自分だと想っているこの世界は
完全オリジナルの自分だけの世界


私は眠ることでリセットされると言うかアップデートされると言うか、そんな感覚なのだけど、何か大きな揺さぶりが起きて、それを体験して味わってそこからの気付きのようなものが起きた後の眠りのあとは、何か本の1ページをめくったかのような感覚になるので面白い。

特に少しだけ横になって眠ったりした時は、同じ日のはずなのに「?」となったりするので笑っちゃう。

そして、そのめくられた本のページには何も書かれてなくて、真っ白だ。

眠る前までの問題だったものが、もう問題ではなくなっていて、頭から消えている。

何を問題としていたのか、もう分からない(笑)。そんな感覚。

あー、いつまでも同じ思考に取っ捕まらないでいるっていうのは、やっぱり楽だなーと感じる。

また同じような状況が訪れた時に色んな思考が湧くんだろーけど、それはその時やればいいことで。

どんな感情も湧くし、どんな思考も湧くし。
ぐんぐるんに絡まれて「自分」が強くなる時もあるし。何でもあり!だぁーな。



そんなこんなで7月もシマワレようとしていて。あまりにup-downが激しくて速くて、何が何だか分からないまま過ぎ去ったような気もしますが(笑)。

ワタシ的にはまだ渦中であり、これから本番!的な感覚があるのですが、まーそういう流れのようなので、お手上げして降参して、覚悟だけして整えて、来月も楽しみたいなーと感じています。

人というものには
その各個性の奥深くに
変わらぬナニカがあります

それは
各個性関係ないものです

そこから
外側を観るとき

たとえどんな外側であろうとも

「自分」と思っているこれを
攻撃したり傷つけたりするものは
何ひとつないのだと
理屈なくわかります

「自分」を
守る必要がなくなります

本来の自分を
フルオープンで生きても
大丈夫なんだという

そんな安心感が
訪れるかもしれません


夏本番。
それでも充分暑かった7月
お疲れさまでした!

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kitoma
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