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「娘さんと結婚させてください。」 娘が結婚相手を連れてきたときに、どの対応をとるか迷う話

まだまだ娘は3歳なので、当分先の話なのですが、偏差値50よりはぎり上の人並には可愛い顔をしているので、誰かとは縁繋がりになってくれそうなきはしています。性格的に、凄くぽわーんとしていてこの人といると癒される~なタイプか。お互いに隅々まで考えてあれこれ頭を巡らせて互いの考えを尊重できるタイプかのどちらかの男の子を連れてきそうですね。

さて、そんな娘が彼氏を連れて結婚報告に来た時のことを想定して悩んだ話を書いておきます。3パターンあるのですが、どれが正解なんでしょうかね。






パターン1  娘の考えを尊重プラン

20歳か25歳か、30歳かは知りませんが、その時にはもう自立したいい大人です。自分で物事を考えて決められるだろうし、そうできるように育てているはずです。なので、深く介入せずに、当たり障りなく、「お前の決めた事だから好きにしな。」の姿勢で向き合うプランです。

というか、そもそも結婚したい!!なんて思うぐらいに相手に惚れ込んでいる時は、舞い上がっている時なので、他人があれこれ言っても聞く耳をもちません。何を言っても無駄でむしろ嫌われるだけです。あるいは、周りがダメダメ言うほどに、頑固になり燃え上がり、余計にこの人と結婚したい!と冷静さを失わせてしまいます。あれこれ指摘するのは悪手な気がします。舞い上がっている人には、自分で気づいてもらうしかありません。

長年同棲をしていて、今の彼氏とそのまま結婚するのか迷ってて……、みたいに娘からのパスがあればいくらでも打ち返せる自信はありますが、それ以外の舞い上がっての結婚報告には、なすすべがない気がします。一番安パイで、やや無責任で、でも自由を尊重している「お前の決めた事だから好きにしな。」プランは魅力的ではある気がします。






パターン2  あの娘にあっているかね~のふわふわ話に付き合う

やや突き放すようなパターン1に対して、迷惑にならないけれども娘の結婚報告について、双方ともそこそこに楽しみながらロールプレイ遊びをするようなプランがパターン2です。一般的な世間の人がする対応ですね。

本当に娘と相性がいいのか悪いのかは二の次で、なんかそれっぽい相手を信用できるか判断できるような質問をする。会話のやりとりをする。会話や世間話、相手の生い立ちなんていう、相手の一部しか見れないその受け答えで一喜一憂する。そして二人が帰った後に、夫婦間で、あの人は○○で××で、きっと○○で~と楽しそうに話すパターンです。

いやだって、本当に女性を大事にするのかどうかを判断したいなら、物事への愛着傾向を調べたり、過去の女性遍歴やその対応を彼の友人から聞いた方が余程、信ぴょう性の高い情報が手に入ります。金銭面への不安にしても、自己申告や身に着けているモノだけで判断するよりも、もっと深堀して調べる方法なぞ山ほどあります。娘との相性を本気で考えるのならば、結婚報告の場での会話の重要性は低い気がします。でもそこまでせずに、会話にのみ着目するのは、ロールプレイ遊びかと思います。

本当はもっとおいしいカレーを作れるけれども、妻や夫や娘や彼氏が、凝り過ぎないこんなカレーでいいよと言うというなら、それに合わせるプランがパターン2です。世間や慣習や常識や伝統にのっとった、それっぽい形式的におわらせてしまおうということですね。これも無責任ながら、”普通””世間一般的”というなんとも安パイな魅力的なプランに思えます。






パターン3  ガチに検証・挑戦をしてもらう

人生経験や結婚経験を積めば、人間とはなんぞや。結婚とはなんぞや。という考えや理論が蓄積されていきます。それをもとにして、ガチにその理論に沿って、二人の相性を審査する、してもらう方法を提案するのがこのプランです。

私の考えだと、結婚を失敗させるのは、以下4点です。
1、日常生活環境や消費的行動における価値観の隔たりはないか。
2、生産的行動における価値観の隔たりはないか
3、不機嫌ムーブによる感情的マウントをとるタイプではないか。
4、トラブルが問題が生じた時に、問題解決をスムーズに行えるようなコミニュケーション技術の習得度合が高いか。

自分と自分では喧嘩は起きません。自分と同一の価値観ならば、全く喧嘩にならず失敗や後悔はあれども、喧嘩は起きません。次いで、価値観の対立が起きて問題が起きたとしても、問題解決に繋がらない感情的な対立をしなければ、話は円滑に運びます。また、さらに自分の要望をシンプルにわかりやすく伝えたり、相手の要望を聞く技術があれば、妥協点やおとしどころを的確に作れるので、問題が起きてもすぐ解決できます。裏を返せば、このステージを全て通りすぎてしまうと、この人とはやってられない!!となり、結婚が破綻します。

さて、同棲したり相手の部屋に3か月以上入り浸っていなければ、1の視点すらも実はわかっていません見えていません。なので、二人の関係性がそれ未満なら1に関する課題や挑戦をしてもらいます。

2は、二人に我々両親が最大限に喜ぶ、夕食準備の課題をだすとかですね。手作りでもいいし買ってきてでもいいと。生産的活動(0から1を作る)をすると、消費的行動では見えなかった(普段のデートでは見えなかった)相手の物事の進め方を確認できます。

3は、以前かいた不機嫌の記事の通りです。弱々しい店員さんが、失敗してなにか被害を被るような展開に誘導します。その時の男の態度を観察しましょう。グチグチだったり、怒鳴ったり、威嚇するタイプは危険です。一方、女性には、そこそこ面倒な庭の掃除とか引っ越しの手伝いとか、甘えられる両親が近くにいる作業を彼氏に見てもらいましょう。手を抜くタイプだと、要注意です。

4は、なにかが壊れるとか。旅行の予定が急に変更になるとか。混んでる遊園地にでもいきましょう。計画予想通りにいかない時に、問題解決にとりがちな方法や本性が出てきます。話し合いのスタンスも確認できます。

課題というと上からの嫌な奴かもしれませんが、二人で挑戦する相性ゲームみたいな面白おかしく演出すれば、楽しく、それでいて互いの知らなかった一面をみれるようなこともできると思います。





おわりに

というわけでどのパターンがいいのか迷っています。しかし、実は迷っていて、どうなるのか不安なんですが、その場の会話の成り行きや妻や皆の反応で決めればいいかと思っています。どうなるかはわからないのですが、結論は実はでています。笑

というのも、結婚相手の彼にしてみても娘が本当に向いているのかとか。両親との相性とか色々見ておきたい、こういう方法ややり方をしたいという考えがあるわけです。娘の彼も彼で色々な思いで参加していると思います。なので、私は私のこの3パターンの提案をしてみて、で、どんな感じで進めたいのさ?すすめるさー?と話を聞いてみる。

うちらはうちらでやるんでーというならば、別に1や2でいいと思いますし。何だか面白そうですね。課題を一緒にやってみますというならば、3をやってみようと思います。まぁ妻はほわほわさんで、緻密に色々考えるタイプではないのて、多分2になるんだろうなぁという気はしています。

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