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北大路魯山人の登窯


20年前、笹目町の土地の売買をお手伝いした
鎌倉の由緒正しき方(すでに他界)のご友人からのお誘いで
鎌倉山崎にあった北大路魯山人の登窯で作陶したものが仕上がりました。
本当はその方と一緒に取りに伺う予定でしたが
残念ながら他界してしまい一人で伺いました
雰囲気の良い仕上がりになりその方々への想いを感じた
大変感慨深き器になりました

手前は鳩徳利 囲炉裏でお燗をする徳利 
茶碗は樂をイメージしたのですが
粗い仕上がりでかなり気に入りました
一番奥の蕎麦猪口は笹目町の由緒ある方のご子息にお譲りしました。
またここで作陶します
ご一緒できる方DMください
茶道も少しづつ復活しようかと



大正から昭和にかけて活躍した芸術家・北大路魯山人。書・画・篆刻など様々な分野の作品を残しましたが、中でも人気が高いのが陶芸の作品です。魯山人は昭和2年に北鎌倉の山崎に星岡窯(せいようこう)をつくり、作陶活動をおこないました。魯山人が住んだ母屋は、茨城県の笠間に移築され「春風萬里荘」として公開されていますが、魯山人が作陶活動に使った登り窯は、北鎌倉に残りました。

この窯は陶芸家・河村喜太郎さんに引き継がれ、現在は孫の河村喜史さんによって「其中窯」(きちゅうよう)として、作陶に使われています。河村喜史さんは、愛知県豊田市の猿投(さなげ)の土にこだわり、登り窯で自らの作品を作り続けています。



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