フードロスに正義感はいりませーん!
こんにちは!
KITEN株式会社の高山です。
タイトルが・・・なんだか荒れてる印象ですが、至って平穏です♪
最近、フードロスという言葉を耳にする機会が増えましたよね。
SDGsであったり、食品ロス削減法であったり。
この概念や取組みに関しては大賛成なんだけど・・・
テレビをはじめとする、メディアの報道のあり方に違和感があるのです。
この類の特集となると、農家さんが廃棄する野菜や果物を無料or破格の値段で引き取り、ボランティア施設(子供食堂)などで有効活用しています!
みたいな形で報道されることが多々あり、先日のWBSでも同様の特集が組まれていました。
もちろん!やっている事は素晴らしい!!!
誰もができる事ではないし、私自身もすぐに始める事は難しいので。。
その方々の行動のおかげで、救われている方々も多くいらっしゃる事でしょう。
でもね、農家さんの生活はどうなるのかなー??
というのが、単純な疑問です。
だって・・・無償で引き渡したり、破格な値段で渡しているんでしょ??
規格外品を、それなりの値段で購入しているならまだしも、無償ってどうなんだろう?(´-`).。oO
「ボランティア!」や「困った人達の為に!」みたいな勢いで来られると・・・
そりゃー断れませんよね。
うん。断れないって。
やっぱり、そこは少額でも良いから買わなきゃ。
農家さんにも生活があるし、所得を増やしたいのは誰だって同じでしょ。
提供してくれる農家さんは、心が優くて人の痛みが分かる方々だと思うけど・・・農業も経営でありビジネスなので、少しだけでも購入してほしいな。
と、特集コーナーを見るたびに思います。
このマインドはドライなのかなー??
なんて自問自答しますが!
異常気象が続く中で、生計を立てる為に必死な農家さんを見てきているので、自然と考えてしまいます。
有機農家さんの中には、天候不良が要因となり、生計を立てられずに廃業される方もいるので尚更です。
〝日の当たる場所には陰がある〟とはよく言ったものです。
うーん。
全てが〝善〟で溢れる行動や物事は、なかなか難しいものですね。
と、偉そうに書き連ねましたが、この感情は自分自身の行動を見直すキッカケにもなります。
自社の行動や、スタイルは〝関わるすべての人に〟と言ったベクトルを向けていますが、私自身が〝光〟だと感じていることも、関わる人の立場によっては〝陰〟と感じることもあるはず。
自然と負担を強いていたり、我慢してもらっていたり・・・そんな事が沢山かもしれません。
見直さねば、戒めねば、改善せねば!!
一つ一つを見直して、周りに実利があり、心も豊かになる〝意識と行動〟を続けていきたいものです。
よし、頑張ろう!
それではー!