○月✖️日献立帳 #17
2023.7.8 lazy summer
週末の天気は崩れるという予想に反して、晴れ間が覗く。洗濯と台所周りの掃除。午後に買い物。夏の日差しが港のアスファルトと結合すると怠惰が生成されることを確認する。
クロムツの刺身 明日葉とカマス焼の和え物、カボチャ大根セロリのスープ
2023.7.9 windy summer
昨夜から朝にかけて風が吹き荒れる。なんとなく外に出るのが億劫だが夕方に買い物。
イサキの刺身 コリンキーのスパイスピクルス 万願寺とうがらし焼き浸し、鶏冷やし中華
2023.7.13 なんとなく曇り
すっきりしない空、家での仕事もはかどらず。
魚屋にも品が少なめ、かますを買う。
かます炙り刺し、キャベツの塩もみ、トマトとピーマン入り焼きそば
2023.7.15 遠方より客
朝から準備、片づけ掃除は妻に任せて、食事の仕込みと買い出し
内陸の県からの一家の来訪に、海と夏野菜で歓迎する。
きゅうりの水キムチ、しし唐の焼き浸し、なすのバルサミコ酢漬け、オクラとさやいんげんのピクルス
ブロッコリーと麦のアンチョビ炒め、茹で枝豆、茹でトウモロコシ
イサキ刺身、アジの酢締め、マグロ刺身、ローストビーフサラダ胡麻ドレッシング
キャベツとブルーチーズの揚げ春巻、ゴーヤとビーツとヤングコーン入りチキンカレー
2023.7.16 酢羊
日中は放心、夕方に釣りに出る。
大潮 満潮17時 南風やや強 ジグヘッド1.5gメバル用ワームにアシストフック
18時頃釣り開始、いつもの入江からスタートするが第1投からフグの攻撃を食らい、やる気を挫かれる。早々に入江を諦め、沖側の岸壁に移り底を探るがここでは当たりなし。隣の入江に移り、日が暮れた頃、クロムツがヒット。今季初。後続なく20時に納竿。釣果クロムツ1尾のみ
夕飯は昨日の残りをつまみつつ、ラムロース肉があったので、塩こしょう粉をふり焼き付け、しし唐、ゴーヤ、トマトを炒めた中に加え、酢しょうゆみりんのたれで煮絡める。酢豚ならぬ酢羊、うまくできた。
2023.7.17 めで鯛
酷暑で日中は無為、夕涼みを兼ねて釣りに出る。いつもと逆方向の漁港の突堤は今年初。いつものタックルで試してみる。
大潮 満潮17時30分 風なし ジグヘッド1.5gメバル用ワームにアシストフック
17時半釣り開始、西日をまともに受け涼むどころではない。足元にはネンブツダイの群衆。
仕掛けをキャストし回収する際で必ず彼らのラッシュを受け、ほぼ毎回ネンブツダイが掛かってくる。
沖での滞留時間を稼ぎたいので、なるべく遠くに仕掛けを沈めて静かに動かす。と、小さいながら真鯛がヒット。こんなところで真鯛に会えるとは。純粋に嬉しい。
その後、沖ではカサゴとベラが掛かり、足元ではネンブツダイの無限地獄となる。日暮れ間際、気温が落ち着き、水面が夕日が赤く染まる。風も穏やかで最高の雰囲気と思うも束の間、蚊の集中攻撃が始まる。ちょうど蚊の活動可能な気温のゾーンに入った模様だ。たまらず納竿。19時までの釣果 真鯛1、カサゴ2、ベラ1、ネンブツダイ無限
ホウボウ刺身、ゴーヤとピーマンの酢醤油炒め、麦とブロッコリーの卵炒め
2023.7.22 音浴施設
庭は現在ほぼセミに支配されているといっていい。
夜更け、どこからともなく幼虫たちが家の外壁や塀によじ登りあちこちで羽化の難行が執り行われるのをうやうやしく見守る。
早朝、ニイニイゼミ、クマゼミ、ミンミンゼミ、アブラゼミたちの誕生の謳いがのっけからクライマックスとなり、桜やあんずの木々がウーハースピーカーとなって、我が家は音の壁に囲まれ、住人はエネルギーを有難く浴びる。
効能は定かでないが、音浴施設といっていいかもしれない。
カマス刺身、ゴーヤのサブジ、オクラ冷奴、トコブシとピーマンのうま煮、素麺
2023.7.23 回収者
終わりを悟ったやけっぱち行動のなのか、夜には明かりめがけてセミが窓に突進してくる。
これをねらって、いつも決まった子猫が一匹、庭のテラスにやってきてリビングの窓の前に鎮座しガラスに衝突墜落したセミをむしゃむしゃ食らっている。
最近は、住人にも気兼ねする気配もなく、すっかり寛ぎまくってテラスで夕涼みを決め込んでいるようだ。
茹で枝豆、ニンジンのナムル、黒鯛刺身、キュウリといり卵の冷やし麺