【受講生レポート】話し合いをつくる人講座 議論編②(2024年10月7日)
はじめに
2024年度、きたのわでは対話・議論のファシリテーションを学ぶ講座を開催しました。「対話の場づくり」と「議論の場づくり」ができるようになるための基本講座をそれぞれ3ヶ月間に4回程度(対面とオンライン)を実施しました。今回は「話し合いをつくる人講座」の受講生の方のレポート第2弾です。
実施概要
話し合いをつくる人講座 議論編2回目
日時:10月7日(月) 19:00-21:30
場所:zoom 参加者数:6人
受講生レポート
今回もレポートは、前回書いてくれてYさんが担当してくれました!
それでは本日もYさんよろしくお願いします。
①本日の流れ&自己紹介
まずはじめに講座のスケジュール説明があり、グランドルールの説明がありました。次に、参加者、講師含む全員で自己紹介を行いました。
今回は「名前」「今の気持ちや体調」「最近のあなたのアンテナにピピっときたこと」もしくは「今、関心の矛先はどんなところにありますか」というテーマでお話ししました。そして会話、対話、議論の違いについての説明や
きたのわの議論と対話の活動経緯についてのお話を聞きました。
②あなたにとって議論とは?&模擬会議を観察しよう!
その後、参加者が1人ずつ5分程度「自分にとって議論とはどんなものですか?」また「どんな時に、何のために必要だと感じますか?」という問いについて考えを共有する時間を過ごしました。ここから議論を観察してみるというワークに移りました。
「会議の観察〜4つの段階〜」ということで20分間の模擬会議を実践し、
進行役と板書役にはきたのわの講師たち、参加者役に受講者2名が参加し、
それ以外の受講者はその模擬会議を観察するという役割で実際に会議を実践しました。
③自分たちで模擬会議を実践してみよう!
まずテーマをどうするか模擬会議に参加する人たちで話し合い、テーマは「意見が強い人がいる時、どうフラットに話し合うことができるか?」というものに決まりました。目指すゴールは「できそうなことを決める」というものになりました。
ここから実際の模擬会議がスタートしました。
まず”テーマについての経験”や”その時やってみたこと”の共有から始まり
”なぜ意見が強くなってしまのだろう?”、”その背景や原因は?”と発散の過程を経て、”具体的に何ができるか”、”工夫できること”へ収束していき
できそうなことを決定するところまで会議をしました。
その後、模擬会議を観察していた人たちの観察を全体で共有する時間を過ごしました。最後に全員で一言ずつチェックアウトする時間を過ごし2回目の講座が終了しました。
④議論編〜模擬会議の実践〜を通して感じたこと
2回目の講座は議論とは?という問いから始まり参加者の議論の感じ方や捉え方、必要性について知ることができた機会でした。
私にとって印象的だった言葉が”意味の共同構築”という言葉です。
議論というとどこか意見の対立の解消だとか一つの着地点に向かうとか何かを解決したり決定に向かう作業のように感じていましたが前提に対話があり、そこに集まっている人たちで意味を構築していくというそこに集っている人々の想いを大切に進めていける場が議論の場であり議論という言葉であってほしいなんてことを感じました。
終わりに
今回もYさんレポートありがとうございました!
次回の参加者レポートは、11月9日開催された『 話し合いをつくる人講座 議論編3回目 』となります。
次のレポートもお楽しみに ♪