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のらねこ雑記帳≪歯医者さんへGO!≫

  ≪歯ブラシ≫のお話を書いた少し後、
右上の奥歯の辺りがウズウズと痛くなりました。
以前から肩こりになると、歯が痛くなることがあり、前日にジムで筋トレもしていたので
『肩こりか、食いしばりかな』と思ったのですが、この際だからと、久々に歯医者さんの予約をして、受診しました。
  結果は、虫歯が3ヵ所、見つかってしまいました。
うち、2つはその日のうちに削って詰めておしまいでしたが、痛かった奥歯は、隣の歯との間が虫食いで、先生から
「時間がかかるので、次回やるね」
「被せ物を外して、神経抜くかも知れないから」
と言われてしまいました。
  うちの家族は、皆、歯が悪くて、
父も私と同じく歯の横から虫歯になる人で、母は若い頃歯並びが悪くて、歯槽膿漏になってしまい、私が生まれた頃にはすでに一部入れ歯でした。
私も子供の頃、虫歯で始終、歯医者さんにかかっていました。
昔は、わりとすぐに神経を抜いていた記憶があり、奥歯は全部治療していたので
『まだ、神経がある歯があったんだ』と内心驚きました。
そして、次の診察の日。
治療台のテーブルに置かれた、麻酔の注射器を見て
『あ~、仕事辞めたんだから、去年のうちに来ればよかった…』と、後悔しました。
治療が始まると、
麻酔を射つのが、まず痛い…
そして麻酔が効いていても、削られたり、歯の奥を細いなにかでゴリゴリされると、やっぱり痛い!
『そうだ、こんな痛さだった!』と
ハンカチを握りしめて耐えました。
「痛かったら左手を上げてね」と、先生は言いますが、いざ左手を上げると、「あと、ちょっとだから我慢してね」と、そのまま治療続行されるのは、なんなんでしょう…。
そして薬を詰めて、ふたをして終了。
今後は薬を詰めなおして、型をとって被せ物を作って被せる運びになるのですが、完治までちょっと時間がかかりそうです。
  そんなある日、父の下の前歯がぼろっと取れました。
昨年、90歳になった途端、父は何度か歯が抜けました。
それは、差し歯だったり、神経がない歯が自然に抜けたりで、歯医者さんの治療が終わって、1週間経たないうちに別の歯が抜けてしまい、また通うなんてことを繰り返していました。
『人間、90歳を過ぎるとこうなるのか!』『明日は我が身か!』と思いました。
今回抜けたのは、下の前歯4本のブリッジで、それも庭でゴミ出しをしている時に口から落ちてしまいました。
砂利が敷かれた地面から、落ちた歯を探すのは大変だったそうです。
  『もっと強力な接着剤でつけてくれればいいのに』と、父も同じ歯医者さんを予約して、取れた歯を持って行きました。
幸い、歯は1回でつきました。
私が午後の診察に行くと、先生が
「お父さん、来ましたよ」と言ったので
「庭で落としたので探すのが大変だったみたいです」と暴露すると
「えぇ!庭で落としたの!」と先生は爆笑していました。
『父のようにならないためにも、もっと小まめに歯医者さんに来よう』と、心に誓いました。
喉元過ぎれば…になりそうですが。


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