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のらねこ日記いきもの編《その後のイチゴ》
獣医さんから戻ってきて、引きこもり気味のイチゴでしたが、徐々にいつものペースを取り戻してきました。
そして、悪いクセも再開したようです。
今朝、キッチンの床に『薄皮クリームパン』が1個、転がっていました。
かじった跡がありましたが、クリームまでには至っていませんでした。
昨日、4個入りのうち母が1個食べて残りを食器棚の硝子の引戸の中にしまってあったのですが、食洗機から出した食器をしまった時に、ちゃんと戸か閉まってなかったのでしょうか。
この時は忙しかったこともあって
「しょうがないなぁ…」と落ちていたクリームパンを片付けておしまいにしました。
夕方、外猫の皆さんにゴハンをあげると、イチゴもキッチンまで出てきて「キャー、キャー!」と騒ぎ始めたので、カリカリゴハンとちゅ〜るをあげました。
夕食後、居間をのぞくとソファーに座った父が猫じゃらしでイチゴと遊んでいました。
『うん、いい傾向だ』と思い、私は2階の自室に上がりました。
30分後、誰もいない居間のソファーの手前に『薄皮クリームパン』の袋が落ちていました。
中にはパンが2個のこっていて、手前のパンはかじった跡がありました。
『さっき見た時はなかったのに!』
朝、私は残りのクリームパンを確認していませんでした。
夕方に食器棚を見た時は、クリームパンは袋ごとなくなっていましたが、両親がおやつに食べたものとばかり思っていました。
苺エクレアと同様に、イチゴは盗ったクリームパンを袋ごと、ソファーの下に隠していたのでしょう。
プチエクレアよりクリームパンの方が大きくて、ソファーの下では食べにくかったのか、誰もいなくなったのを見計らって、ソファーの下から引っ張り出したようです。
私がキッチンにいた両親にクリームパンの袋を見せて騒いでいると、その間にイチゴはまたどこかに隠れてしまいました。
困ったものです…。
悔しいので、袋の奥の無傷の1個は私が食べました。
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