のらねこ日記いきもの編エイ
水族館で初めてエイを見た時、なんて気味が悪い魚なんだろうと、思いました。
平べったくて、表と裏の色が違うし、
裏側にある顔に見える部分は口とエラと鼻の穴で、眼は表側についてるし…。
あの顔に見える部分が微笑んでいるようでかわいい、という意見もありますが、私は好きではありませんでした。
沖縄に行くようになり、『マンタ』さんの存在を知りました。
海底を這うように泳ぐ普通のエイさんに比べ、海中をまるで羽ばたくように悠然と泳ぐマンタさんの映像を観て、大海の浪漫を感じてしまいました。
でも、沖縄では実物のマンタさんに出会うことはあませんでした。
(まだ美ら海水族館なかったし)
何度目かのモルディブ旅行で、ホテルの案内に、夕方桟橋の先に『Stingray』がやってくると書いてありました。
sting=棘、ray=エイですが、
『スティングレイって、聞いたことあるけど、車だっけ?戦車だっけ?』と思いました。
夕方、その桟橋に行ってみると、マダラ模様の丸い形のエイさんたちが集まってきました。それもみんな大きめの座布団ぐらいの大きさで、中々圧巻な光景でした。
四角くくはないですが、私はそのマダラエイさんたちを『海の座布団』と命名しました。
餌付けをしている様子もなかったのですが、夕方になると桟橋にともる灯りの下、座布団さんの集会が毎日観ることができました。
ダイビングを始めた友人は、満を持して、ハワイのマンタウオッチングツアーに参加しました。
夜に潜って、海底でライトをつけて海底で待機。ライトに集まるプランクトンを食べにくるマンタさんをウオッチングするというものです。
マンタさん遭遇率80%とのことでしたが、その日は残り20%の方だったそうです。海底で待ちぼうけ…。
イルカウオッチングの時も、そうでしだが、自然相手は難しいですね。
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