世界はぼけてるほうがいい
↑・・・という題名の、漫画があった。
メジャーで出版された作品ではなくて。
たしか、中学生のときに定期購読していた講座?の付録だったと思うんだけど。
読者(つまり自分と同世代で、中学生ぐらい)が
自分でオリジナル漫画を描いて
応募した中から選ばれた数点が、
付録の冊子に収録されてみんなに読んでもらえる、という・・・
ちゃんと作者コメントも寄せられていて、
画期的な?企画だった。
たくさんの中から選ばれただけあって、
きっと力作揃いだったはず。
今日のテーマにしている
「世界はぼけてるほうがいい」は、
正直なところ、内容はあまりおぼえていないんだけど。。
たしか、主人公がメガネをかけていて
視力が悪くて、学校生活を送っている話だった(作者さんごめんなさい)
ハッピーエンドだったか、そうでなかったか
これも定かではないが
エンディングで
『世の中、見えすぎないほうがいいこともある』
ということを表現していた。
私自身もド近眼で、今となってはメガネは必須アイテムだが
読んだ当時は、それで悩んだこともあって
それで憶えているのかもしれないけど
「世界はぼけてるほうがいい」って
当時の私にとっては、衝撃的な表現で。
すごく哲学的な意味合いを感じて。
見えすぎると知りたくないことも知ってしまう。
辛いことのときもある。
白黒はっきりつけたくなることも、
ちょっとぼんやりしているくらいが
ちょうどいいってこともある。
対象になっているものによるけど・・・
少しぼんやりしていても
実は、はっきりさせないほうが
いいこともあるのだ。
てことは・・・
この漫画の記憶も
私の中でぼやけているままに
ゆるい感じでただよっているもの悪くないかな。
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