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好きの経験が、乗り越える力をくれた

約1か月かけて
【やりたくないこと】【苦手なこと】の1つにチャレンジしていた。

もともと、
「スタートさせるまで、いつまでも言われ続ける」のが嫌だから始めたこと。
(とはいえ、結局自分で決めたことだから責任が自分にあることもわかってる)

スタートしてやっぱり発動した、
コーチの思考と視点(ある意味病気よ、笑)がこちら↓

●「やりたくない」思いでやることはとてもストレスになる
●プレッシャーを感じると体に影響する
●緊張すると呼吸が浅くなる
●「できない」が続くと気持ちが落ち込む
●周りに対する反応や会話が、いつもより失礼になる(or傷つける)等々
心と体に起きる、負のスパイラル・・・

やりたいことがあるって幸せだし
やっぱり自分を大切にすることにつながっているのだ。

もともと、
多くのことを自分一人でなんとかしてやろうとする性格で(負けず嫌いともいうかな)
できないことがあるっていうのが嫌なので

こういう新しい場での、
緊張とダメ出しが辛くて
(先方は仕事だから指摘するのがあたり前なんだけど)、
実際体調も壊れた。

途中、まだ楽しみよりも緊張が勝つ中で
お世話になっている道具や場所と、
仲良くなろうとしていなかった
ってことにも気づく。

心をひらくって、人に対してだけではないんだということは
書道を長くやっていて気づいたことだ。
(筆や墨、紙に乗るエネルギーや触れる感覚で、文字に現れる自分などが変化する体験から)

実際スクーターに話しかけるとヤバいオバサンになるので
(私はヤバいとは思っていないが、世間的にはそう思われる)
気をつける必要があるが(^^;)
心の中、あるいは一人、コースで乗っているときに
「お願いします」「ありがとう」って言葉をかけると
ちょっとスクーターの反応が変わった気がした。

身をもって経験したことは
今後の活動にも必ず役に立つ―

そう思うと、現実の見え方が変化しはじめた。

周りとのコミュニケーションから
自分にあてた人生訓ともいえる言葉を
勝手に解釈して受け取るのが好きなものだから

毎時間、教官がくれた指導やアドバイスは
慣れると自分の生き方に向けたメッセージに変換されていくのが
面白くなっていた。

◎前を向いて(下を向かない)
◎肩(腕)の力を抜いて
◎止まらないため、転ばないために加速して立て直す
◎おなかのところに力を入れて、ぐらつかないようにしよう
これ、これまで自分が経験してきた好きなこととつながるメッセージなのだ。

長いこと自信がなくて、つい下を見る生き方をしているのだ
とあらためてわかったし

力みすぎるとパフォーマンスが発揮できないのは
あらゆる活動に共通していることだ。

おなかに力を入れるの話からは、
「丹田呼吸」のことを思い出して、
「そうか、歌とも共通項があるんだ」とわかった。
ついでに、歌うとき緊張をほぐすためにやっている、
口角をゆるめるトレーニングも入れてみた。

いろいろ気づきがあふれてくると、最後は力が抜けて。
自然に、「もう終われるな」と自分で感じて
手帳に最終日を書き込んだところ、
本当にその日が卒業検定合格の日となった。

→ これ、経験上、本当に具体化することが多いと感じている次第

これまでの【好き】の経験がたくさんのことを教えてくれたから
苦手を乗り越えられたんだと私は思っている。

こんな私でも、また新しいスタートに立つことができた。
だから、あなたも。

卒業する日に初めて気づいた庭木。1か月で実も育っていたんだなあ。



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