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執筆Log(年末年始で読んだ本3冊)

お疲れ様です、北原です。

【簡単な自己紹介】
大衆文学、ライト文芸作家を目指して執筆中です。
集英社ノベル大賞、KADOKAWA電撃大賞などに作品を出しています。


昨日の執筆時間

約1時間(2000文字)

年末年始のお休みでしたが、朝活しました! 朝にやるべきことが終わっていると、すっきりした気持ちで一日を過ごせますね。

昨日の読書時間

約1時間(75%→100%)

ミステリーを読んでいたので、ようやく結末がわかって清々しかったです。

雑談(年末年始で読んだ本3冊)

12月28日~1月3日までのお休みで3冊の本を読めました。途中かけだった本もあるのですが、のんびり楽しく過ごせたのは、本の力もあったと思います。読んだ本を紹介しますね!

1冊目「妖奇庵夜話 花闇の来訪者」(榎田ユウリさん)

シリーズ第6作です。主人公の伊織と異母兄弟の青目の関係性が魅力的です。青目は犯罪を悪とも思わない根っからの悪なのですが、兄である伊織はついつい弟である青目に情け心を持ってしまうんですよね。もちろん、こんんなことはよくないと伊織自身、とても葛藤しているわけですが……。

人の心とはとても弱いもの。人との絆を恨む者、尊ぶ者。結局、何が正しいのか懊悩する者……。色々なことを考えさせられる小説ですね。とても面白かったです。

2冊目「黄土館の殺人」(阿津川辰海さん)

こちらもシリーズ物、3作目です。

名探偵・葛城とその助手・田所が大学生になってからのお話。年末年始に地震に巻き込まれた二人は、葛城は旅館、田所は荒土館にと離れ離れになってしまう。それぞれの場所で起こる二つの事件。仕方なく二人は推理をはじめる……。

「名探偵とは何か」について描かれている本シリーズ。葛城くんは謎があると解かずにはいられない名探偵であり、その性質ゆえに苦しむ場面もありました。「名探偵とは何か?」という問いかけがシリーズ中ずっと繰り返されるので、名探偵ハードボイルド小説(?)と言えるかもしれません。

館四重奏とあるので、次の4巻で完結なのかな? 淋しいですが、見守ります!

3冊目「異端の祝祭」(芦花公園さん)

こちらもシリーズですが、第1作目です。芦花公園さんの作品は「ほねがらみ」を読んだことがあったので、先生の作品を読むのは2作目となります。

ホラー小説というより、オカルトっぽいというか、でも漂うオーラは不気味で怖かったです……。

主人公の先輩である、るみさんというキャラクターがヒーロー的なポジションなのですが、彼女の過去がまた壮絶で……。読んでいて少し辛かったです。

お正月休みも本が読めて充実していました! 明日からの仕事も頑張ります。

それではまた次の記事で。

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