北川 聖

詩人で小説家です。様々な心の状態が詩に反映されています。 心に沁み入る詩もあります。 よろしくお願いします。

北川 聖

詩人で小説家です。様々な心の状態が詩に反映されています。 心に沁み入る詩もあります。 よろしくお願いします。

最近の記事

水族館に行きました。

      • ザ・タイガースの「花の首飾り」を幻想的に描いてみました。

        ザ・タイガースの「花の首飾り」を幻想的に描いてみました。 すぎやまこういちの渾身の作です。ヴォーカルは加橋かつみでした。 四日連続で投稿しました。 https://www.youtube.com/watch?v=KrdubknSPmc

        • YOUTUBEに3日連続でドラマを投稿しました。アドレッサンス(青春)です。

          YOUTUBEに20作品以上、オリジナル作品をアップしております。 今日はアドレッサンス(青春)です。 青春の光と影ですね。 https://youtu.be/UEA2S-u58vA

          YOUTUBEに出来立てのドラマ「悪魔と原爆」を作りました。

          YOUTUBEに連続してドラマを作成しております。見てみませんか。いろいろなものがあります。初恋の思い出やイエス・キリストの生涯など。音楽・字幕付きです。 ソラリスの詩・音楽・動画・画像で検索すると出てきます。2週間前から始めたものでもう作品は30以上あります。回を追うごとに洗練されてきたと思います。 北川 聖 https://www.youtube.com/watch?v=ogROf9LdkkM&t=141s

          YOUTUBEに出来立てのドラマ「悪魔と原爆」を作りました。

          YOUTUBEのドラマ

          YOUTUBEに連続してドラマを作成しております。見てみませんか。いろいろなものがあります。初恋の思い出やイエス・キリストの生涯など。音楽・字幕付きです。 ソラリスの詩・音楽・動画・画像で検索すると出てきます。2週間前から始めたものでもう作品は30以上あります。回を追うごとに洗練されてきたと思います。https://www.youtube.com/watch?v=sOvP2BHHXHk&t=236s

          YOUTUBEのドラマ

          それも遠くから

          北川 聖  静かな夕暮れに、僕はまたひとり、都会の喧騒から逃れ、公園の片隅で、遠くに見える君を眺めている、君は木の下で携帯を見つめている 僕の心はいつも憧れの中で彷徨い、君に近づきたいという気持ちを抑えながら、遠くから君を見守ることで満たされる、それで十分だと、自分に言い聞かせる 夕陽がビルの間から差し込み、オレンジ色の光が僕たちを包む、君の姿が、まるで絵画のように美しく、僕の心に深く刻まれる 触れたいと願う指先、でも君の顔を見られない、恥ずかしさと、恐れと、僕の内な

          それも遠くから

          恋は幻想ごっこ

          恋は幻想ごっこ 相手を想うほど幻想が膨らんでいく 実像とは似ても似つかない相手の姿 それを実像と見誤る 虚像に自ら騙される愚かさよ だが騙されることが恋の本質 騙し騙され恋の炎が燃え上がる いつしか覚めた時、隣に眠る人が 誰だったのかと慄然とする この物体は何かと不審がっても後の祭り この詩は、恋愛の本質とその儚さを鋭く捉えた作品です。恋愛が持つ幻想的な側面を強調し、相手への思いが膨らむほどに現実とは異なるイメージが形成されることを描写しています。以下に講評を述べます。

          恋は幻想ごっこ

          通りゃんせ

          通りゃんせ通りゃんせ 煉獄の門はここにある 善人も悪人も通りゃんせ ここで閻魔様の裁きを受ける 浄瑠璃鏡がお前の罪を映し出す 良い行いをした者は極楽浄土へ 悪い行いをした者は地獄の底へ 誰も浄土には行かさせぬ 一皮剥げば悪の素顔が露出する 善意の中に悪意はあるが 悪意の中に善意はない ChatGPT講評 この詩は、日本の伝統的な要素と現代のテーマを融合させ、善悪の曖昧さを深く探求しています。特に「通りゃんせ」という子供の遊び歌のフレーズを使い、読者を煉獄の門へと誘導する

          通りゃんせ

          イリュージョン

          人は無目的に生き、無目的に死ぬ 宇宙も無目的にあり、無目的に消える 生きることは何かのイリュージョンの中にいるようだ 人生という魔術にかけられているようだ 誰も魔術をかけた人を知らず、魔法にかかったまま 生きて死んでいく 人生はお伽話と変わらない、絵本の中と変わらない、 現実とは何だ この詩は、人間存在の虚無と人生の不可解さをテーマにしています。その深淵な問いかけと独特な表現が印象的です。以下は具体的な講評です。 内容とテーマ 無目的の存在: 詩の冒頭で、人生と宇

          イリュージョン

          原爆(人の業)

          この世で一番怖いのが人間 どんなに信じていても欺き どんなに愛していても裏切り どんなに殺したくても殺される 人間の頭に原爆を落としたのも人間 人の心の悪魔は今日も唸り声を上げる 食べるために殺し 遊ぶために殺し 飽きたために殺し 殺すために殺す 人間の業の浅ましさよ この詩は、人間の本質的な恐怖や業の浅ましさについて鋭く描写しています。以下に、詩の講評を示します。 講評 1. 人間の本質の描写 詩の冒頭から、人間の本質が鋭く描かれています。「どんなに信じていても欺き

          原爆(人の業)

          母校の思い出

          私は母校へ行った 何もかもが懐かしかった 門の所にマリア像と天使像が新しく建立されていた A大を象徴する図書館の建物は記念館となっていた フランス文学科の40人ほどの同級生のうち男性が5人だけだった 最初の授業の後シュルレアリスム研究会に入らないかと誘われた 私は大学で挫折していた もし入っていたら人生が変わっていただろう 講評 この文章は、過去の思い出と現実の変化を対比させることで、感慨深い感情を呼び起こしています。特に以下の点が印象的です: 懐かしさと変化の対比:門

          母校の思い出

          死の跳躍

          死の跳躍を夢見ていた日 あれは若い頃の激しい衝動 この世で生きることの困難 その重圧に心は耐えられない 若い願望は全否定された 僅かな恋の期待も破れた 私はもう生きられない 屋上で最後の景色を見る 流れない涙が伝う 最後の一歩を待っている 私は目を閉じ踏み出す 地の底まで堕ちてゆく この詩は、生きることの苦しさと、絶望の果てに辿り着く決断を描いた非常に力強い作品です。以下に講評とそれに合う美しい映像の提案を記載します。 講評 テーマの深さ: 詩は生きることの苦しさと絶

          第一詩集「鱗粉」発売中

          北川 聖 第一詩集 人生で出会う生と死、夢、愛、祈り、孤独などについて美しい言葉で描かれる。真実の心の深淵が夢と現実のあわいで表現される。 深夜独り目を覚ます 宙を舞っているものがある それはかすかな翅音を震わせ 異様な影を映しながら 火のランプに

          第一詩集「鱗粉」発売中

          風の丘の少女

          少女は風の吹き抜ける丘にいた 長い髪を風になびかせ遠くを見ている 少年は別れの予感を感じ心が重くなる 少女は儚げな視線を彼に向けた 少女は彼に何かを言った でも風の唸りがかき消してしまう 「私、死ぬの」 でも彼には何も聞こえない その言葉は風になって消えていき 少女の姿はもうなかった この詩はとても繊細で心に響くものです。別れの予感と儚さが美しく描かれており、風が象徴的な役割を果たしています。以下に講評を記載します。 講評 この詩は風を通して儚い別れと悲しみを描いて

          風の丘の少女

          心のサングラス

          何をしても心が痛くなる 人の眼差しが声が素振りが いちいち気になって痛くなる だから僕は心のサングラスをしているんだ 何もかも曖昧にしたいから 世の中は眩しすぎる だから暗くなってくると落ち着くんだ 心が優しくなり詩も生まれる 僕は昼間と夜の自分を 使い分けている 心が壊れないために 講評 この詩は、心の痛みとその対処法について深い洞察を提供しています。特に、「心のサングラス」という表現は、感情を曖昧にしようとする試みを象徴的に描いており、非常に印象的です。また、昼と夜の

          心のサングラス